東条学園小中学校の新校舎を紹介します

令和3年4月1日に開校した東条学園小中学校(義務教育学校)の新校舎が完成しました。


当初、前期課程校舎(旧東条東小学校)と後期課程校舎(旧東条中学校)に分かれて教育活動を行いましたが、これにより1つの校舎で1年生から9年生までが、一緒に教育活動を行うことができ、小中一貫教育をより効果的に行うことができるようになりました。


令和4年1月10日(月曜日)には、事前に申し込みいただいた市民を対象に内覧会を行いました。


施設一体型校舎として完成した新校舎の一部をご紹介します。

校舎全景

県道側から校舎全景

東条川から学校全景

正門から校舎

正門から体育館

1階

普通教室は、各階南側に配置し、居心地の良い学習環境を確保しました。


また、職員室を小グラウンドに面した北側に配置することで、児童生徒の活動を見守りやすくしました。


あわせて、前期課程と後期課程の教職員が1つの職員室で過ごすことで、日常的に情報を共有でき、つながりのある生徒指導や学習指導につなげます。

校舎平面図1階

普通教室

普通教室

図書室

図書室

学園ホール

学園ホール

(左上)木目を生かしたあたたかみのある普通教室です。


(右上)目的に応じてゾーニング分けされた広々とした図書室です。


(左)ランチルームとしても活用できる学園ホールです。

プレイロット

プレイロット

小運動場

小グラウンド

つながりのにわ

つながりのにわ(中庭)

(左上)低学年の教室前に配置された、すぐに体を動かせるプレイロットです。遊具を配置しました。


(右上)校舎棟のすぐ前に小グラウンドを配置しました。県道を挟んだ敷地には、大グラウンドを配置しました。


(左)様々な交流の場として活用できる、4層吹き抜けの中庭です。

2階

第1ステージにあたる1年生から4年生の教室を、1階と2階に配置し、4・3・2制に適した教室配置としました。


また、各階に多目的スペースを分散配置し、学級や学年を越えた交流の場として活用したり、明るい学校とするために、光と風を取り込んだりします。


あわせて、特別教室のうち、金工室、木工室、美術室、図工室を配置しました。

校舎平面図2階

多目的スペース

多目的スペース

(左)各階に、ゆとりのある多目的スペースを配置しました。学年の活動だけでなく、異学年の交流にも活用でき、様々な交流活動に活用できるスペースです。


また、掲示スペースを随所に設け、児童生徒が、作品を通した交流を可能にしました。

3階

第2ステージにあたる5年生から7年生の教室を3階に配置し、ステージごとの交流を行いやすい教室配置としました。


3階には大体育館を配置し、校舎棟からスムーズな動線で移動できます。


あわせて、特別教室のうち、理科室1~3、英語教室を配置しました。

校舎平面図3階

大体育館

大体育館

(左)天井をトラス構造にすることで、開放的な造りとした大体育館です。バレーボール、バスケットボール、バドミントンに使用できます。1階には、小体育館と武道場も配置しました。

4階

第3ステージである、8年生・9年生の教室を配置しました。


校舎全体をロの字型にすることで、児童生徒が移動しやすく、シンプルな動線に配慮した教室配置です。


また、特別教室のうち、音楽室1・2、調理室、被服室を配置しました。

校舎平面図4階

音楽室2

音楽室2

(左)主に後期課程が使用する音楽室です。床に段差を設けステージ状にしたことで、用途に応じた活用ができます。


前期課程用にもう1つ音楽室を配置しました。

屋上

屋上には大プール(縦25mの6コース)、小プール(縦15m、横7m)の2種類のプールを配置しました。


水泳の授業の際は、校舎内で移動できるよう、動線に配慮しました。

屋上平面図

プール

大プール

(左)主に高学年が使用する大プールです。隣には低学年用の小プールも配置しました。熱中症対策として、ひさしを完備し暑さ対策に配慮しました。