播戸竜二ら獲得の元G大阪スカウト二宮博氏「誰もこうなるとは思っていなかった」京産大体育会学生に特別講義 – goo.ne.jp

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播戸竜二ら獲得の元G大阪スカウト二宮博氏「誰もこうなるとは思っていなかった」京産大体育会学生に特別講義

産経新聞大阪本社でインターンの講師を務めた元G大阪スカウト部長のバリュエンスホールディングス・二宮博氏 =3日午後、大阪市浪速区の産経新聞大阪本社(永田直也撮影)

(サンケイスポーツ)

元プロサッカー選手の播戸竜二氏(42)、J1G大阪FW宇佐美貴史(29)らを発掘した元G大阪強化部スカウト部長の二宮博氏(60)=バリュエンスホールディングスシニアスペシャリスト=が3日、大阪市浪速区の産経新聞社で、京産大の体育会で活躍する学生を対象にしたインターンシップで特別講義を行った。

愛媛県の中学校教諭からJリーグ創成期の1994年、G大阪に転職した二宮氏は、自身のキャリアを振り返りながら①これまで関わった選手たち②プロサッカー選手に必要なマインド(資質)③プロになるための要素④社会人(企業)に必要な要素…にテーマを分けて講演。

エリートぞろいの下部組織の中からユース(高校生)に昇格できなかったMF本田圭佑(35)、GK東口順昭(35)らが、のちに日本代表にまで成長した例を挙げながら「誰もこうなるとは当時思っていなかった。技術、体力よりも、強い気持ち、人間力が最も大事。他責にしないこと。全部自分のこととしてとらえる姿勢、心が大切になる」と熱弁。成功者のマインド、社会人としての心構えなどをわかりやすく説いた。

バリュエンスホールディングスは二宮氏がG大阪のスカウト時代、MFとして獲得した嵜本晋輔氏(39)が起業し、代表取締役社長を務めている。同社は昨秋、関東1部に所属する南葛SCの株式(出資比率33・5%)を取得。近い将来のJリーグ昇格を目指し、今オフ、元日本代表のMF稲本潤一(42)、MF今野泰幸(39)の大補強を敢行し、話題となった。現場の臨場感たっぷりの内容に受講した学生からは「スカウトとして大切なことは」「一番印象に残っている選手は」など、熱心な質問が相次いだ。

産経新聞社は京産大と協定を結び、体育会系の学生を対象にした5日間のインターンシップを行っている。

■二宮 博(にのみや・ひろし) 1962(昭和37)年2月4日生まれ、60歳。愛媛・西予市生まれ。三瓶高、中京大を経て愛媛県の公立中学保健体育教員に。94年スカウトとしてG大阪に加わり、強化部スカウト部長やアカデミー本部本部長、普及部部長などを歴任。2021年2月にバリュエンスホールディングス入社。

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