萩市の中学校では、14日、生徒たちが大相撲の元力士に教わりながら、しこやすり足などに挑戦する相撲教室が開かれました。
この教室は、地域で相撲が盛んな萩市の田万川中学校で、保健体育の授業の一環で開かれ、中学1年生と近くの小学校の6年生、合わせておよそ20人が参加しました。
教室では、大相撲の元三段目の力士で、長門市出身の清水裕介さんと、元学生力士の出口洋平さんの2人が、講師として招かれました。
はじめに、子どもたちは、2人1組になってまわしの締め込みに挑戦し、折りたたんだり挟み込んだりするのにとまどいながらも、体をくるくるまわしながらまわしを身につけました。
続いて、「しこ」を教わり、子どもたちは、片足を上げた状態でバランスをとるのに苦労した様子でしたが、体重の移動をしっかりするようアドバイスを受けながら取り組んでいました。
また、すり足にも挑戦し、脇をしめて腰をおろし足を地面から離さないように前に進む練習をしていました。
14日の教室では、新型コロナウイルスの感染予防から、相撲の取り組みは行われませんでした。
参加した中学1年の男子生徒は、「相撲に興味はなかったが、授業を通して相撲の面白さがわかったので、家で大相撲を見てみたいです」と話しています。
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