青森市に住む男性が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため市がおよそ20校ある市立中学校で実施している、インターネットを活用したオンライン授業などに役立ててもらおうとウェブカメラおよそ130台を寄贈し、24日、小野寺市長が男性に感謝状を贈呈しました。
青森市は新型コロナの感染拡大を防ぐため市立の小中学校62校でオンライン授業を実施していますが、中学校についてはより分かりやすい授業にしていこうと画質のいいウェブカメラの導入などを検討していました。
このことを知った市内のコメ農家、豊川民男さんは市立中学校19校で活用してもらおうとウェブカメラ126台を市に寄贈し、24日、小野寺市長から感謝状を贈呈されました。
小野寺市長は「寄贈してくれたカメラのおかげできれいな画質で授業ができる」と述べました。
これに対し豊川さんは「寄贈したウェブカメラが役に立つと言われて、うれしく思う。教育は子どもたちの礎だと思っているので米作りで出た利益をこれからも教育に還元していきたい」と話していました。
青森市教育委員会によりますと寄贈されたウェブカメラは教室以外で実施するオンライン授業や、理科の授業で行う実験の細かな部分を映し出すためなどに使われるということです。
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