夏休み明け後に休校12市町19校 – 新潟日報

基本問題

県内の公立小中学校


 新型コロナウイルスの影響で、8月下旬の夏休み明けから7日までに休校した新潟県内の公立小中学校は、12市町で19校あったことが8日、新潟日報社の取材で分かった=表参照=。学年閉鎖は3校4学年、学級閉鎖は13校の14学級だった。7日時点の休校は1校で、6学級が閉鎖している。県は各市町村教委や県立学校に引き続き感染対策を徹底するよう呼び掛けている。

 県内には約660校(約7600学級)の公立小中学校がある。最も休校が多かったのは長岡市の6校。長岡市教委によると、学校関係者の陽性が判明した場合には「保健所や学校と協議し、PCR検査が必要となる範囲などを踏まえ、休校などを判断している」という。学級閉鎖数が一番多かったのは新潟市の11学級だった。

 このほか、南魚沼市の小学校では感染者が発生していないものの、児童のPCR検査が必要となったため念のため休校した。

 7日時点で休校しているのは阿賀町の小学校1校。阿賀町の小学校は8日に再開した。7日時点で学級閉鎖となっていた6校の6学級はすべて新潟市内だった。

 各教委によると、児童が登校できないときの学習について、課題のプリントを配ったりタブレット端末を使って授業を配信したりして対応したという。

 夏休み明けの学校再開に当たり、県保健体育課は8月下旬、感染対策の徹底を改めて呼び掛ける通知を各市町村教委や県立学校へ送った。同課は「お盆ごろと比べると県内の感染者数は少なくなってきているが、引き続き注意してほしい」としている。

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