来年春の福岡県立高校入試では、生徒の多様性を評価し、学力試験のない「特色化選抜」を実施する学校が今年度の2倍近くに増加します。
福岡県教育委員会の発表によりますと、2022年度の県立高校全日制90校の入学定員は、前の年度より600人多い2万1800人です。
そのうち、学校が独自に出願資格を決めて、特色に合った生徒を募集する「特色化選抜」に最大3000人の定員が割り当てられます。ふだんの学力や部活動、生徒会活動などを評価する特色化選抜では、学力検査はなく、面接のほか、作文や実技試験などが行われます。前の年度から13校増え25校で実施されます。また、推薦入試を行うのは82校で、定員は前の年度より20人増え4619人です。
入試日程は、特色化選抜が来年1月26日から、推薦入試が2月7日から、一般入試が3月8日です。
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