茨城県教委は27日、来春の県立高校入学者選抜実施細則を発表した。全日制が86校1分校154学科、定時制が12校20学科で一般入試を実施。体育や芸術など特定分野で優れた生徒を対象とする特色選抜は、全体の75.9%に当たる65校1分校の113学科で行われる。
一般入試の全日制は今春入試と比べ、1校1学科減る。友部が2023年度から普通科を定時制のIT専科に改編するため、一時的に募集停止した。定時制は今春入試と変わらない。
特色選抜は新たに水戸一が実施。野球の部活やクラブチームに所属して3年間積極的に取り組み、入学後も硬式野球部に所属する生徒を対象とする。2年間志願者のいなかった筑波、明野の2校は取りやめる。
各校の特色選抜の配分は、募集定員の6〜10%が最多の38学科で全体の3割超を占める。次いで11〜15%が31学科、26〜30%が16学科と続く。中央の普通科スポーツ科学コースは、50%以内となっている。
県立高の学力検査は来年3月3日、特色選抜や連携型中高一貫教育校の面接などは同4日、合格発表は同14日。追検査は同9日で、新型コロナウイルスにより追検査を受検できなかった人は、同18日の「追加の検査」を受検できる。出願期間は同2月8〜10日。
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