「まん延防止等重点措置」が適用されている鹿児島市の小・中学校では、時差登校などの措置が続いています。こうした中、各学校ではオンライン授業の導入が本格的化しています。
鹿児島市の星峯西小学校では、22日から本格的にオンライン授業が始まり、4年生の理科の授業が行われました。
教室では理科の教諭のほか、4年1組から3組までの担任が集まり、授業を進めます。一方、104人の子どもたちはそれぞれ、自宅などから参加しました。
二宮汰紀君も、自宅で手際よくタブレットを操作し、指示通りノートもとりました。
(4年・二宮汰紀君)「少し緊張した。いつもの理科って感じがした」
(父・二宮直紀さん)「授業になっているのか、なってないのか、よくわからない状況だった。授業の遅れが今後出てくると思うので、そこが心配なところ」
しかし、こんな場面も…。感想を発表しようとした児童の画面が停止しました。しかし、その後は回復。予定通り授業を終えることができました。
(七夕弘和教諭)「準備していたものが、おおむねできたと思う」
(谷口源太郎校長)「子どもたちもずいぶん、機器の操作にも慣れて。今後、かなりスピードアップして授業ができるようになっていくのではないか」
星峯西小学校では今後、オンライン授業を5年生や6年生にも広げていくことにしています。
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