<入試のツボ>1日7時間超が理想/夏休みの学習時間 – 河北新報オンライン

教育関連ニュース

 いよいよ夏休み。高校受験生にとって、休みの過ごし方はとても大切だ。志望校合格に向けて一日一日、全力を尽くそう。

 学校の授業がないこの期間は、学習時間をなるべく多く確保したい。ナンバースクールを目指す生徒や目標に学力が届いていない生徒は、目安として1日7時間以上の学習が望ましい。

 集中力とやる気が途切れないよう午前と午後に各数時間、休息や自由時間を挟みながら学習することがお勧めだ。限りある時間、体力、気力を上手に管理する必要がある。

 学習計画は段階的に少しずつレベルアップすることを意識してほしい。まずは基本の語句や公式を覚え、次に標準の頻出問題を解き、続いて文章・図表の読み取りなど応用に挑戦する。そして最後に入試問題の実践練習の段階に至る。

 例えば数学なら、基本の計算問題を確実に解けるようにすることや公式の暗記が優先となる。数学が苦手な生徒も基礎的な第1問の小問集合などを得点源にすれば苦手をカバーできる。

 基礎が定着したら、入試でよく出るパターンの問題演習を行う。その後に標準的な難易度の第2問、第3問の対策として模試の解き直しに移る。そして難易度の高い第4問の対策に過去問で力を注ぐ。このように意識して一歩ずつステップアップすると学習の理解が深まる。

 各教科の到達度を細やかに把握することは、漠然とした不安や「分かったつもり」を解消することにもつながる。疑問をスムーズに解消するには学校や学習塾などのサポートを得ることも近道だ。その場合は自宅学習と学習塾の目的や方法を使い分け、効率良いサイクルを作ることが大切だ。

 夏休みはあっという間。受験生にとって実り多い時間になることを願う。

(個別教室のアップル・田中萌教務)

Powered by the Echo RSS Plugin by CodeRevolution.