KRY山口放送
ことし3月に行われた山口県の公立高校入試の得点状況が発表された。5教科の平均点が過去10年間で2番目に高くなっている。
ことしの公立高校入試は5教科で行われ、5972人が受験した。5教科の平均点は146.3点で、前回より10点ほど高く、過去10年間では2番目に高くなった。県では5教科の平均点が140点になるよう問題を作成していて、今回の結果について、「各教科ともおおむね平素の学習の成果が表れていた」としている。また、今回の試験では臨時休校が長期間に及んだことを受け、すべての教科で解答する問題を選ぶ「選択問題」が設定されていて、県では生徒の興味や関心で回答できたことも、平均点が上がったことに影響したのではないかと分析している。一方で表やグラフなど資料から分かることを表現する力や、論理的に考える思考力を問う問題についてはさらに努力が必要とし、今後も学習内容と実社会との関連を考えながら学習を進めることにしている。
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