県教職員の2021年度に向けた人事異動が19日、内示された。異動者数は2259人で、職員全体に占める割合は前年度比0.7ポイント低下の19.3%だった。発令は4月1日。
高校長は15人が退職し、後任を軸に人選が進められた。山形西は片桐寛英県教育次長、酒田東は大山慎一県教育センター所長、米沢興譲館は曽根伸之県高校教育課長、新庄北は高橋剛文県立博物館長が就く。長井は青柳敦子左沢校長、寒河江は地主好小国校長が回る。新採は鶴岡北校長となる難波理同校教頭ら10人。
義務教育は小学校42人、中学校25人が退職する。小学校長は山形一に江川久美子県教育次長、上山に遠藤靖上山市学校教育課長が異動する。興譲(米沢市)は佐藤哲米沢北部校長、大森(東根市)は水田浩長瀞校長、朝暘二(鶴岡市)は中村ちか子黄金校長、舟形は内和通大蔵校長が移る。
中学校長は、山形二は金沢智也県村山教育事務所長、米沢一は冨所謙一米沢二中校長、酒田四は田中学鳥海八幡中校長、葉山(村山市)は宗片史樹神町中校長が就任する。新たに誕生する義務教育学校は、明倫学園(新庄市)が高橋研沼田小校長、戸沢学園(戸沢村)は大町由美子戸沢小校長が務める。
管理職は、21年度が2年目となる第6次県教育振興計画の後期計画を推進し、信頼される学校づくり、学力の育成、少人数学級編成制度「教育山形さんさんプラン」の充実、学校現場の働き方改革といった取り組みの強化に向けた人材配置とした。
県教委の組織機構の主な改正では、米沢養護学校の分校整備と就労コースの設置、上山高等養護学校と山形盲学校の改築など特別支援学校に関する業務に対応するため、特別支援教育課の職員を1人増員。23年度に本県で開催予定の国民体育大会冬季大会スキー競技会の準備を進めるため、スポーツ保健課に専任の担当職員3人を配置する。
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