県立高校の一般入試の志願変更の受け付けが24日に締め切られました。
全日制全体の最終の志願倍率は0.88倍と8年連続で定員を下回り、宇和高校三瓶分校は次から募集が停止される予定です。
愛媛県教育委員会によりますと、来年度の全日制の県立高校52校の志願者は募集定員9025人に対し7980人となり、最終の平均の志願倍率は0.88倍となりました。
この志願倍率は過去最低だった前年度から0.05ポイント上昇したものの、8年連続で定員を下回っていて、106学科のうち82の学科で定員割れとなりました。
最も倍率が高かったのは松山工業高校の情報電子科で1.50倍、普通科では松山北高校の1.41倍です。
一方で、最も倍率が低かったのは宇和高校三瓶分校の普通科で0.25倍で、志願者が15人と3年連続で30人以下となったため、次から募集が停止される予定です。
このほか、再編の基準に該当していた今治西高校伯方分校・内子高校小田分校・長浜高校の3校はいずれも基準を上回る志願があり存続する見通しです。
県立高校の入学試験は3月3日・4日に行われ、新型コロナの感染などで受けられない場合は3月16日に追試験が設けられています。
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