株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区舟町5、社長:佐々木幹夫)は、書籍『GIGAスクール構想[取り組み事例]ガイドブック 小・中学校ふだん使いのエピソードに見る1人1台端末環境のつくり方』を2022年2月15日に発売します。本書は、小学校・中学校の教員、教育委員会ほか教育関係者に向けて、GIGAスクール構想の導入期に見られるとまどいや工夫の事例、どう取り組めばよいかのポイントを紹介します。
小中学校での1人1台端末の活用エピソードと理論を紹介
GIGAスクール構想とは、全国の小中学校での1人に1台のコンピューター端末と高速ネットワークを整備する文部科学省の取り組みです。そして、1人1台端末導入後に、それをどのように活用して学びを深めていくのかについては、全国の小中学校それぞれで試行錯誤の取り組みが始まったばかりです。
本書は、小学校・中学校の教員、教育委員会ほか教育関係者に向けて、GIGAスクール構想の導入期に見られるとまどいや工夫などのエピソード(取り組み事例)など、GIGAスクール構想を実現するために学校・教員がどう取り組んだのか、どう取り組めばよいのかについて紹介します。
小中学校での1人1台端末環境のつくり方に関する取り組み事例を紹介した「エピソード編」と、導入・活用にあたっての留意点などを解説した「理論編」の2つで構成されています。
【エピソード編[事例]】
「何が起こったのか。起こった問題にどう立ち向かったのか」に焦点を当て、下記のカテゴリにわけて様々な取り組み事例を紹介
- 導入直後
- 活用ルール策定
- 授業での使い始め事例
- 学校内の授業以外での活用
- 持ち帰り
- 教員研修
- 情報教育推進教師/ICT支援員の奮闘
- 管理職の役割・関わり
- 校務のデジタル化
- 地域連携
【理論編[解説]】
1人1台端末環境による子どもたちの学び・教員や学校の意識の変容、今後の授業のあり方、留意点などについて編著・監修者による提言・解説
- 1人1台端末環境と子どもの学び
- 1人1台端末環境と教師の振る舞い
- 1人1台端末環境の活用に関する留意点
【事例執筆】
小国町立 小国小学校
柏市立 手賀東小学校
金沢市立 内川小学校
金沢市立 十一屋小学校
金沢市立 森本小学校
金沢大学附属小学校
亀岡市立 東別院小学校
北茨城市立 平潟小学校
京都市立 八瀬小学校
久喜市立 太田小学校
倉吉市立 河北小学校
小松市立 松東みどり学園
小松市立 符津小学校
札幌市立 幌北小学校
さとえ学園小学校
草加市立 西町小学校
つくば市立 吾妻小学校
那珂市立 芳野小学校
能美市立 和気小学校
備前市立 香登小学校
船橋市立 葛飾小学校
北陸学院小学校
横浜市立 仏向小学校
輪島市立 町野小学校
姫路市立 豊富小中学校
笠間市立 笠間中学校
珠洲市立 緑丘中学校
北海道教育大学附属函館中学校
茨城県立 協和特別支援学校
久喜市教育委員会
小松市教育委員会
那珂市教育委員会学校
水戸市教育委員会
■書籍概要
『GIGAスクール構想[取り組み事例]ガイドブック 小・中学校ふだん使いのエピソードに見る1人1台端末環境のつくり方』
編著・監修:中川 一史、村井 万寿夫、小林 祐紀
発売日:2022年2月15日
定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
判型:B5・152ページ
ISBN: 9784798173498
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798173498
全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます
・翔泳社の通販 SEshop: https://www.seshop.com/product/detail/24838
・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4798173495
■編著・監修者プロフィール
中川 一史(なかがわひとし)
放送大学 教授。博士(情報学)。日本STEM 教育学会(副会長)、日本教育メディア学会(理事)。文部科学省「学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議」(副座長)、文部科学省「デジタル教科書の効果的な活用の在り方等に関するガイドライン検討会議」(座長代理)などを歴任。
監修「小学校プログラミング教育導入支援ハンドブック」(ICT CONNECT21)、『小学校プログラミング教育の研修ガイドブック』(翔泳社)、D-project(一般社団法人デジタル表現研究会)会長、ICT 夢コンテスト審査委員長。光村図書小学校国語教科書編集委員、日本文教出版高等学校情報教科書編集委員。
村井 万寿夫(むらいますお)
北陸学院大学人間総合学部 教授。博士(教育学)。金沢星稜大学人間科学部教授・副学長を経て2018 年4 月より現職。AI 時代の教育学会理事、日本教育工学協会理事。文部科学省「デジタル教科書の効果・影響等に関する実証研究事業」有識者会議委員。専門は教育工学、教育メディア学、コンピュータ利用教育学、教科教育学、総合的学習教育学など。
監修『情報リテラシー啓発のための羅針盤』(ラック)、『情報リテラシー啓発のための羅針盤 情報活用編』(ラック)。
著書『ICTを使ってみよう!-今求められている学力を身に付ける手段として』(大日本図書)、『基礎から学ぶパソコン-しくみからデータ解析まで-』(共立出版)、『デジタル教材で理科が変わる-授業づくり事例集-』(ぎょうせい)ほか。
小林 祐紀(こばやしゆうき)
茨城大学教育学部 准教授。博士(学術)。公立小学校教諭を経て2015 年4 月より現職。専門は教育工学、ICTを活用した実践研究。日本教育メディア学会(理事)、日本デジタル教科書学会(理事)、AI 時代の教育学会(理事)。文部科学省ICT活用教育アドバイザー、文部科学省委託事業「学習者用デジタル教科書のクラウド配信に関するフィージビリティ検証事業」有識者会議(委員)などを歴任。
編著・監修『コンピューターを使わない小学校プログラミング教育 “ ルビィのぼうけん” で育む論理的思考』『これで大丈夫! 小学校プログラミングの授業 3 +αの授業パターンを意識する[授業実践39]』『小学校プログラミング教育の研修ガイドブック』(いずれも翔泳社)、執筆『タブレット端末を授業に活かす NHK for School 実践事例62』(NHK出版)ほか。
■刊行記念オンラインセミナーを開催
本書の刊行を記念して、編著・監修の中川一史先生と村井万寿夫先生、小林祐紀先生にご登壇いただき、書籍の内容を深掘りするEdTechZineオンラインセミナーを2月20日に開催します。参加費は無料です(事前登録制)。
セミナーにお申し込みいただいた方全員に、『GIGAスクール構想[取り組み事例]ガイドブック』の試し読みPDFを一般配布に先駆けてプレゼントします。
第12回EdTechZineオンラインセミナー「小・中学校 1人1台端末環境のつくり方~『GIGAスクール構想[取り組み事例]ガイドブック』刊行記念セミナー」
日時:2022年2⽉20⽇ 14時~15時30分
会場:オンライン開催(Zoom)
参加費:無料(事前登録制)
参加対象:主に小中学校教育関係者(小学校・中学校の教員、教育委員会、教育関係者)
定員:400名(先着順)
申し込み方法:申し込みページ(https://edtechzine.jp/article/detail/6920)
締め切り:2月18日13時
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