県内公立高の生徒募集計画発表 少子化で過去最少 – 神戸新聞

県内公立高の生徒募集計画発表-少子化で過去最少-–-神戸新聞 教育関連ニュース

 兵庫県教育委員会は19日、2021年度の公立高校入試の生徒募集計画を発表した。少子化で国公立中学校の卒業見込み者数が落ち込み、全日制(139校)の定員は記録が残る1970年度以降最も少ない3万160人となった。

 県教委によると、来春の国公立中学校の卒業見込み者数は、今春と比べて1753人減少し、4万3100人。募集定員は、全日制=754学級3万160人(前年度比1200人減)▽定時制(19校)=39学級1560人▽多部制(4校)=23学級920人▽通信制(2校)=約600人-。学び直しの機会の場として、全日制以外の定員は据え置いた。

 学区別でみると、来春の卒業者数が今春より887人減少する見込みの第2学区(阪神、丹波)が、最も多い15学級600人減った。第1学区(神戸・芦屋、淡路)、第3学区(東播磨、北播磨)がそれぞれ6学級240人、第4学区(中播磨、西播磨)が3学級120人減り、第5学区(但馬)は前年度と同じだった。区分別では普通科が27学級1080人減り、総合学科が2学級80人減、専門学科が1学級40人減となった。

 学科改編については、小野工の工業科で現行の3学科から2学科、山崎で2学科から1学科にそれぞれ統合された。(斉藤絵美)

【特集ページ】県内公立高の募集定員

Powered by the Echo RSS Plugin by CodeRevolution.

タイトルとURLをコピーしました