富山テレビ放送
「がん」の知識を身に着けようと、来年度から高校でも始まる「がん教育」が16日、富山商業高校で開かれました。
「がん教育」は、国民の2人に1人が患う「がん」の正しい知識を身に着けようと、がんの治療法や患者の支援方法などを学ぶというもので、今年度から始まっている中学校に続き、来年度からは高校でも保健体育の授業に取り入れられます。
がん教育のモデル校に指定されている富山商業高校では、がんの経験者による講演が行われ、県がん総合相談支援センターの氷見三佐子さんが、20代で亡くなった息子の闘病生活について語りました。
この中で氷見さんは、息子が入院を繰り返しながらも医師を目指して独学で本を読んでいたことを紹介し、命を大切にして夢に向かって生きてほしいと生徒に呼びかけていました。
*生徒は「自分が生きている今日は、当たり前ではないと思った」「同じ立場になったらつらいと思うので、人の気持ちを考えて生きていきたい」
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