県教委は29日、来春に実施する2022年度高校入試志願者の第1回予定数調査の結果を公表した。公立の前期選抜(自己推薦型入試)は前年同期より0・4ポイント低い全体の30・6%(5491人)が志願。21年度の募集人員などを基に算出した公立全日制前期選抜の倍率は1・38倍で、前年同期より0・02ポイント下がった。
調査は13日時点。県内の高校進学予定者1万7966人の前期選抜と後期選抜(一般入試、私立や高専なども含む)の第一志望を調べた。
公立前期選抜のうち、全日制の志願者は前年同期比52人減の5309人。21年度の募集人員などから算出した学科別の倍率は普通科1・36倍、農業科1・45倍、工業科1・47倍、商業科1・39倍、家庭科1・56倍、特色学科1・23倍、総合学科1・35倍だった。学校別は上田千曲のメカニカル工学科が3・15倍で最も高い。
公立全日制後期選抜の志願者数は108人増の1万4744人で、学校別の倍率は野沢北の理数科が12・75倍で最高。多部制・単位制は前後期合わせて409人、定時制は同120人が志願している。
学校別に公表しない私立の全日制は計3575人の募集に1839人が志願。長野高専は200人の募集に299人が志願した。このほか県外志願は393人、志願未定は344人だった。
来春の公立高校入試の募集定員は11月12日の県教委定例会で決まる予定。前期選抜は来年2月8日、後期選抜は3月9日に行う。
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2022年度高校入試志願者の第1回予定数調査の結果は以下のURLからご覧いただけます。
https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/koko/saiyo-nyuushi/shiken/ko/r4/documents/20211029press-r4yotei-1.pdf
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