教育大国スウェーデン発、「こどもにもわかる『サピエンス全史』」と話題のベストセラー! ついに日本上陸! – PR TIMES

教育大国スウェーデン発、「こどもにもわかる『サピエンス全史』」と話題のベストセラー!-ついに日本上陸!-–-pr-times 花のつくりとはたらき

オールカラーのコミカルなイラストで楽しみながら読めるのに、内容は「子どもだましなんかじゃない」と、おとなたちも大絶賛! 「NetGalley」の発売前レビューで、学校司書や書店員など本の専門家たちから続々と5つ星コメントが寄せられた作品が、7月12日にNHK出版より発売。

「かしこい人」という意味のホモ・サピエンスは、どうやってこの世界をつくってきたのだろう?

こどもサピエンス史こどもサピエンス史

人類史は、すべての人間が知らなければならない自分たち自身の歴史です。


人類は二本足で立ちあがってからというもの、手先が器用になり、おそろしいほどのスピードで脳が発達しました。やがて定住し農耕生活を始めると、文明を開花させ、文字やお金を発明し、科学を進歩させて生物界の王者にのぼりつめました。けれど、そんな人間の活動は、同類の人間に向けても、そして命をはぐくむ地球に対しても、決してやさしくなかったのはご承知の通り。


学校では、先史時代からの歴史を社会科で学び、進化については理科で学びます。その後も、政治・経済・宗教・数学・科学などを、ばらばらに学んでいきます。それらを全部まとめて、人類の辿った道を見るのが「人類史」です。

こどもサピエンス史 扉絵こどもサピエンス史 扉絵

私たちの祖先がどのようにして今の世界を作るに至ったのかを知ることは、これから私たちがどういう生き方を選べばよいのかの指標となります。


現代社会が抱える、環境破壊、人種差別、民族紛争などの様々な問題に取り組むSDGsがなぜ必要なのか、この本を読めばきっと理解できるでしょう。


本書は、小学校高学年以上の朝読や、SDGsを学ぶまえに知っておくべき副読本としても最適の楽しみながら学べる人類史の決定版です。


 

  • もくじ
  • 頭の中の大革命
  • 農耕の始まり
  • みんなでいっしょに
  • 科学が世界に広まる
  • モノとお金



翻訳は、スウェーデン在住の翻訳家、久山葉子さん

ベストセラー、『スマホ脳』の翻訳や、『スウェーデンの保育園に待機児童はいない』などのエッセイも執筆していて、スウェーデンの教育事情には深い造詣があります。 

自然人類学者の長谷川眞理子さんからの推薦メッセージ

私たちはホモ・サピエンスという生物だ。本書は、私たちサピエンスが進化して以来、どんな暮らしをしながらどんな道筋を通って今に至ったのかの全貌を語っている。学校で習う科目はたくさんあるけれど、それらが全体にどうつながっているのかは、誰も教えてくれない。歴史、地理、政治、経済、宗教、そしていろいろな科学。本書を読むと、それらはみな、人間がどうやって生きてきたかという視点で見れば、みんな密接につながっているのだということがわかる。今では精巧なAIが出てきて、人間に取って代わる役割を始めた。これからの世界はどうなるのだろう? いや、みんなはどんな世界にしたいと思っているだろう? 笑えるたくさんの楽しい挿し絵を見ながら、人間のこれまでとこれからについて、友達と話し合って欲しい。想像力を働かせること、アイデアを共有すること。これらは人間の特徴だ。みんなで話し合うことで、きっと人間は、よりよい世界を作っていく知恵を生み出せるに違いない。

漫画家・イラストレーターのフクチマミさんからの推薦メッセージ

正直『サピエンス全史』は子育て世代はなかなか手が出ない分厚さと内容で、読み切れる気がしなかったのですが、『こどもサピエンス史』は子育て中の親にもぴったりの1冊だと感じました。


人類のこれまでの歩みと、これから向かう道。


読みながら、これまで学んできた生物、科学、歴史、哲学、宗教、政治、経済、環境…そういった学びの「点」が「線」に繋がっていく感覚がありました。人類の起源からSDGsがなぜ必要なのか…までがひとつながりになるのです。


初めて知る事もたくさんあり、それを子どもと共に学べる、フラットな視点で子どもにもわかる言葉で伝えられる。これからの時代を生きる私たちの必要な本だと感じました。

こどもサピエンス史 本文イメージこどもサピエンス史 本文イメージ



「NetGalley」に寄せられたレビューコメントの一部をご紹介

祝!!名作誕生 ~小学生中学年~大人まで~


学校司書として長年を過ごしてきたが、20年生き残ってきた本は「信用できる」と感じている。そんな中で、本作は「20年生き残ってほしい本」に間違いなく分類される。


名作が誕生したな、と感じた。


ルビも適切、言葉の言い回し等にも、読者が子どもである事に十分に気を配った様子が見受けられる。人類史という難しい、さらに専門用語が並びやすい分野にも関わらず、とにかくわかりやすい!!


そして視点が平等であることも評価できた。ヨーロッパによる植民地支配等につき、きっちりとマイナスの出来事をフラットな、子どもが理解しやすい視点で書ききっている。


これを子どもたちに薦め、手にとって貰うようにしなかったら、司書の名が廃る!!


(栃木県 小・中学校司書)

歴史の本質を教えてくれる本。いきなり竪穴式住居から歴史を習い始める小学生にも、なんか覚えることたくさんありそうだから世界史選択しない、という高校生にも、ぜひその前に一読して欲しい


(熊本県 小学校司書)

人類が重ねてきた歴史のルーツを知ることは、未来を見据えて、賢く行動する為の第一歩になるだろう。子や孫の世代が生きやすい未来を創造するために、子どもたちはもちろん、大人を含めたみんなが読んで、いろいろと考えて欲しい


(兵庫県 書店経営者)

壮大な人類史が1冊に詰め込まれていて、語りかけるような文体とコミカルなイラストが助けになり、先へ先へと読み進めることができた。キリスト教と植民地についてはかなり詳細に書かれ、歴史を多角的に見ることの意味についても考えさせられました。


人類にとって認知革命、農業革命、科学革命、産業革命に続く5つめはどんな革命になるのか、この本を読みながら子どもたちとあれこれ話し合うのも楽しいのではないかと思います。『サピエンス全史』で敷居の高さを感じている大人の方にもぜひお薦めしたいです


(愛知県 高等学校司書)

難しいテーマを分かりやすく、興味深く解説した良書。人間がどのように進化してきたのかだけにとどまらず、進化した脳による知恵を生かして人間が創り出してきた文化の功罪をしっかり伝えようとしている。


途中途中で言葉の定義の説明などもあり、サピエンス史(世界史)の入門書としても良いのではないかと思う。世界史を学び始めた中学生にも勧めたい


(レビュアー)

子どもたちが、想像力を働かせ、現代の自分の暮らしと過去の歴史を行ったり来たりしつつ楽しんで読んでくれたら・・そういった願いが著者の文章からも十分に感じられる作品になっている。もちろん大人にとっても知的好奇心を触発される1冊である。


コロナで厳しい世の中だが、学校や図書館などの身近な場所で、未来の「サピエンス史」の作り手である多くの子どもたちに届いて欲しいと願っている


(長野県 絵本専門士)

地球にしてみれば「たった一瞬」なのかもしれませんが、この一瞬を大切に生きていこう、未来は決して暗くない、と思わせ、感動を覚えます。


子供も大人も読むべき1冊と思います


(東京都 中学校司書)

子ども達だけでなく、是非、小中学校の先生方にも読んでもらいたい一冊である。歴史ということだけでなく、ものの考え方、たとえば「戦争」「人種差別」「いじめ」について、子ども達と考えていけるし、「SDGs」について学ぶきっかけづくりにもなる


(千葉県 大学講師〈司書教諭課程〉)

「NetGalley」のレビュー全文はこちらからお読みいただけます。→http://netgal.ly/fSNfWT

  • 商品情報

こどもサピエンス史書影こどもサピエンス史書影

書名:こどもサピエンス史~生命の始まりからAIまで


べングト=エリック・エングホルム/著


ヨンナ・ビョルンシェーナ/絵


久山葉子/訳


出版社:NHK出版


発売日:2021年7月12日


定価:1,980円(税込み)


判型:A5判


ページ数: 232ページ


ISBN:978-4-14-081860-2


URL:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000818602021.html

  • 訳者情報

久山葉子さん久山葉子さん

久山葉子(くやま・ようこ)


翻訳家。エッセイスト。理想の子育て環境を求めて、2010 年に家族でスウェーデンに移住。現在( 2021 年) 小学 6 年生になった娘を通じてスウェーデンの保育園や小学校の教育を体験。2011 年から高校で第二外国語としての日本語を教え、スウェーデンの教育現場の現状を様々なメディアで紹介している。ストックホルム大学で高校教員免許を取得中。おもな翻訳書にアンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)、トーベ・ヤンソン『メッセージ』(フィルムアート社)、レイフ・GW・ペーション『許されざる者』( 創元推理文庫)、著書に『スウェーデンの保育園に待機児童はいない』(東京創元社)などがある。

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