県立高校の前期選抜の入学試験が3日から始まり、新型コロナウイルスの感染対策が取られる中、受験生たちが試験に臨んでいます。
県立高校の前期選抜の入学試験は、全日制と定時制、あわせて79の県立高校で3日から3日間の日程で始まりました。
このうち、普通科などの中で、志願倍率が最も高い1.49倍となった福島市の福島南高校では、午前7時すぎからかばんにお守りをつけた受験生が集まり、参考書などを片手に緊張した様子で試験会場に向かいました。
県教育委員会によりますと、新型コロナウイルスの感染の拡大防止のため、すべての受験生に熱があるかなど健康状態を確認するチェックリストの提出を求めているほか、症状のない濃厚接触者は別室で受験する措置を取っているということです。
全日制の前期選抜には、全体で1万1680人が志願し、倍率は0.95倍と、3年連続で定員割れとなっています。
前期選抜の合格発表は今月14日に行われ、後期選抜は15日と16日に出願書類が受け付けられ、22日に試験が行われます。
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