令和4年2月22日に開会した「第1回定例議会」での市長の所信表明及び議案の提案理由を公開します/山梨県中央市公式ホームページ – 中央市

基本問題

本日ここに、令和4年第1回市議会定例会をお願いいたしましたところ、議員各位には公私ともにご多忙の中、ご出席いただき開会できますことに、心から感謝を申し上げます。

新型コロナウイルス感染症が日本国内において、初めて発症者が確認されてから、すでに2年余り経過しておりますが、依然として収束の兆しが見えない状況が続いております。

昨年の秋以降には、全国的に感染者も減り落ち着いた状況でありましたが、年末から感染力が非常に強いオミクロン株の拡大により懸念されていた第6波が到来し、現在、連日多くの感染者が報告されております。

このウイルスは比較的症状が軽い方が多いと言われておりますが、重症化リスクの高いとされる高齢者や基礎疾患のある方への感染が広がることが懸念されるところであります。オミクロン株に感染していても無症状の方も多く報告されておりますので、日々どのような時・場所においてもマスクを外さず、しっかりと感染予防対策を徹底していただくとともに、体調が優れないときは人との接触を控えていただくようお願いいたします。大切な人の命と健康を守るためにも引き続き、市民の皆さまにおかれましては、これまで以上に感染予防対策の徹底をお願い申し上げます。

さて、ワクチン接種についてでありますが、ワクチン接種に対しまして、ご理解とご協力をいただいております、市民の皆さまや接種に従事されております医療機関の皆さまに、感謝とお礼を申し上げます。

現在、本市においても3回目のワクチン接種を進めており、昨年の9月までに2回目のワクチン接種を終えた市民の皆さまに、接種券を発送し順次予約を受け付けているところであります。予約開始日が到来した方は、予約方法に従って予約をし、ワクチン接種を受けていただきますようお願いいたします。

3回目のワクチン接種は交互接種も可能であり、その効果も上昇している結果が報告されております。集団接種会場では、モデルナ社製ワクチンの接種予約が取りやすく早めの接種が可能となっております。

また、先月、厚生労働省が5歳から11歳の子どもに接種できるファイザー社製のワクチンについて、薬事承認を行いました。本市においても対象となる方に先日接種券を発送したところであります。個別接種においては3月上旬より実施し、一部の年齢においては集団接種も可能となりますので、効果・副反応について理解した上で接種を受けていただきたいと思います。

今後も、市民の皆さまの生命と暮らしを守り、感染防止対策の徹底に全力で取り組んでまいりますので、引き続きご協力をお願いいたします。

なお、今定例会において3回目のワクチン接種に必要となる費用の補正予算を提案いたしておりますので、よろしくご審議の程お願いいたします。

それでは、当面する各施策と事業の進行状況について報告をさせていただきます。

まず、「子育て支援総合拠点施設」についてであります。

子育て支援総合拠点施設の整備状況につきましては、多くの工程が完了し、本年4月の供用開始に向けて施設内への什器や遊具等の搬入・設置が進み、同時に外構等の整備も行っているところであります。

1階部分の「中央市子育て支援センター」につきましては、市と協定を締結いたしました指定管理者において、SNS等による子育て情報の発信や、プレイベントの企画など、子育て世帯との交流や、認知度向上を図る取り組みなどを始めております。また、地域子育て支援事業の基幹事業のほか、子育て関連のイベント教室、子育て支援関連団体やボランティア等による事業など、コロナ禍での運営方法を工夫しながら子育て支援施策を総合的に展開できるよう企画と準備を進めております。

また、2階部分の「中央市立れんげ児童館」につきましては、既存児童館で行っている児童館機能と放課後児童クラブが新規施設へ円滑に移転が行えるよう準備を進めるとともに、子どもたちが安全、かつ安心して利用できるよう、受け入れ体制の整備と環境づくりを行っております。

なお、今定例会において、「中央市子育て支援センター運営委員会」の委員報酬の額を定めるために、「中央市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」を提案しております。また、「中央市役所玉穂庁舎 (子育て支援総合拠点施設)改修建築主体工事」に係る「変更契約締結の件」も提案しておりますので、よろしくご審議の程お願いいたします。

次に、「高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施」についてであります。

わが国では、かつてない高齢化が急激に進行しており、特に後期高齢者の増加は顕著となっております。

後期高齢者の心身の状況としては、身体的な脆弱性や複数の慢性疾患に加え、認知機能や社会的繋がりの低下といった多面的な課題を抱える、いわゆるフレイル状態にある場合が多く、これらのことを解決すべく対策がいま必要となってきているところであります。

そこで、高齢者の特性を前提に、高齢者の自立した生活を実現し、健康寿命の延伸を図っていくために、生活習慣病等の重症化を予防する取り組みや、生活機能の低下を防止する取り組みの双方を一体的に実施する事業を、令和4年度から実施してまいります。

具体的には、重複・頻回受診者、重複投薬者への相談・指導などを行う「高齢者に対する個別的支援」や、フレイル状態の高齢者を把握し、低栄養や筋力低下等の状態に応じた保健指導・生活機能向上の支援などを行う「通いの場等への積極的な関与」を様々な角度からアプローチし、高齢者の個々の特性に応じたきめ細やかな取り組みを展開することで、高齢者の皆さまがいつまでも元気でお過ごししていただけるよう健康寿命の延伸に努めてまいりたいと考えております。

次に、「心あるまちへ活性化キャンペーン第2弾及び第3弾」についてであります。

まず、「第2弾の商品券(シンチケ)事業」についてでありますが、使用期限の1月末までに、市民の皆さまにご活用いただいた商品券(シンチケ)の利用率は99.3%で約2億9,100万円を市内の各種店舗において消費していただきました。市民の皆さまにおかれましては、地域活性化のためにご協力をいただき、心から感謝申し上げます。

次に、「第3弾の合同Pay Payキャンペーン事業」についてであります。

新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ市内の中小企業者を支援するとともに、感染防止のための非接触型決済の普及を促進することを目的に、市川三郷町と合同で2月1日から事業を実施しているところであります。

2月から3月までの実施期間中に、「Pay Pay」を利用した場合は、決済額の最大30%がポイントに付与され、上限が1決済あたり3,000円相当、1カ月あたり20,000円相当まで利用することができます。また、対象となる店舗でございますが、市内の「Pay Pay」加盟店のうち、中小規模事業者となりますが、詳しくは市のホームページに記載している対象店舗を確認していただくか、各店舗にキャンペーンポスターや、のぼり旗が掲示されておりますので、是非とも多くの皆さまにご利用いただきますようよろしくお願い申し上げます。

なお、今定例会において、市が決済額に応じて支払う還元額などの費用について補正予算を提案いたしておりますので、よろしくご審議の程お願いいたします。

次に、「リニア中央新幹線」についてであります。

市内におけるリニア中央新幹線事業の進捗状況につきましては、一部の地域を除き用地測量が完了し、現在、山梨県が用地交渉を進める中で約8割の方と契約が締結されております。

また、田富北小学校跡地及び防災公園用地内において、リニアの橋脚工事が進められており、他の地区においても順次工事着手へ向けて進んでいるところであります。

次に、リニア中央新幹線の建設に伴う各公共施設の移転状況でありますが、「田富北小学校」につきましては、建設予定地である旧田富市民体育館及び田富市民プールの解体工事が終了し、先日、新校舎の施工業者による安全祈願祭がとりおこなわれ、令和5年度の2学期から供用開始ができるよう工事に着手したところであります。

「玉穂中央児童館」につきましては、現在、移転先である旧玉穂庁舎の支所以外の改修工事が概ね終了し、新たに「中央市立れんげ児童館」として、本年4月の供用開始を予定しているところであります。

「総合防災公園」につきましては、令和4年度を最終年度として、建設工事を順次進めているところであります。

それでは、本定例会に提案いたしました議案についてご説明を申し上げます。

本定例会に提案いたしました案件は、


条例案件 3件、


予算案件 15件、


その他案件 2件 であります。

はじめに、予算案件についてでありますが、今回提案いたします令和4年度当初予算につきましては、4月に市長の任期満了を迎えるため、「骨格予算」として予算編成をいたしました。義務的経費を含む通年必要な経常経費及び継続事業経費を中心とした予算計上を行っております。


今後は、この予算に新市長が独自政策を盛り込んだ、いわゆる「肉付け予算」として、補正予算を議会に提案していくこととなります。

それでは、令和4年度 一般会計予算につきまして、その概要をご説明申し上げます。令和4年度 一般会計予算は、骨格予算として編成し、総額132億9,415万6千円で、前年度当初予算と比べ、5億652万1千円、3.7%の減となっております。

主な歳入では、市税が45億3,096万8千円で、個人市民税や法人市民税などの増収を見込み、前年度当初予算と比べ、1億7,766万8千円、4.1%の増を見込んでおります。国からの交付金であります地方消費税交付金は7億300万円で、前年度当初予算と比べ、3,300万円、4.9%の増を見込んでおります。また、地方特例交付金においては、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補てん特別交付金などの減により5,910万円の減としたところであります。地方交付税は20億8,001万円で、前年度当初予算と比べ、1億円、5.1%の増を見込んでおります。

このほか、国庫支出金は、民生費国庫負担金が障害者自立支援給付費負担金や生活保護費負担金の増などにより1,206万3千円の増、民生費国庫補助金が小規模保育事業所施設整備事業に係る保育所等整備交付金の増などにより1,865万2千円の増で、国庫支出金総額では16億1,129万2千円で、前年度当初予算と比べ、4,084万2千円、2.6%の増であります。

繰入金は、財政調整基金繰入金を9億6,799万2千円、まちづくり振興基金繰入金を1,250万円、リニア沿線公共施設等移転整備基金繰入金を5億650万円、ふるさと応援基金繰入金1,740万円を計上しております。

また、市債の発行は、都市公園建設事業や市道3169号線歩道整備事業に合併特例債を、リニア建設に伴う田富北小学校移転整備事業に市町村振興資金を充当するなど、借入時の約定による借換債や臨時財政対策債を含め前年度比54%減の8億4,688万円となっております。

次に、歳出の主な事業について、ご説明申し上げます。


総務費では、継続事業であります、ふるさとづくり応援寄附金事業、自治振興事業、行政事務電算化事業、移住定住推進事業、選挙費などが、主な事業であります。

選挙費につきましては、任期満了に伴う知事選挙費や、県議会議員選挙費、市議会議員選挙費などの執行に伴う経費であります。

防災費は、災害発生時における被災者の食糧需要に対応する備蓄用物資や必要備品の購入費用であります。

民生費では、障害者自立支援給付費事業、教育・保育等給付事業、子ども・子育て支援事業、私立保育所等整備事業、子ども医療費助成金支給事業などが、主なものであります。

衛生費では、予防接種事業、母子健診事業、不妊治療費助成事業、ベビークーポン券支給事業、総合健診事業などを、環境衛生費として、地域再エネ導入戦略策定に係る業務委託費を、清掃費として、塵芥し尿処理事業、中巨摩広域事務組合負担金事業などが、主なものであります。

農林水産業費では、次世代人材投資事業、農業構造改善事業、農道や水路の機能保持を目的とした土地改良施設の維持管理事業や生産基盤や農村環境基盤の整備を行う基盤整備事業などが、主なものであります。

商工費では、マラソンやサイクリングによる観光振興事業や中央市ふるさとまつり事業などが、主なものであります。

土木費では、道路橋梁維持事業や橋梁長寿命化修繕事業、継続事業であります、中央市道 玉穂中央通り線整備事業、都市公園建設事業、公営住宅除却事業などが、主な事業であります。

消防費では、甲府広域事務組合負担金事業、非常備消防費、消防施設管理事業などが、主な事業であります。

教育費では、外国語教育推進事業、中央市・昭和町教育支援センター事業、小中学校の学校管理費や教育振興費とICT教育環境推進事業、リニア建設に伴う田富北小学校移転整備事業、玉穂生涯学習館費や田富図書館費、体育施設費、学校給食センター運営事業などが、主な事業であります。


以上、令和4年度 一般会計予算の主な事業内容をご説明申し上げました。

続きまして、特別会計と企業会計の当初予算につきまして、ご説明申し上げます。


令和4年度 国民健康保険特別会計予算につきましては、保険給付費、国民健康保険事業費納付金、保健事業費など、31億5,873万2千円を計上しております。

令和4年度 後期高齢者医療特別会計予算につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金、保健事業費など、3億8,501万2千円を計上しております。

令和4年度 介護保険特別会計予算につきましては、保険給付費、地域支援事業費など、21億1,850万2千円を計上しております。

令和4年度 地域包括支援センター特別会計予算につきましては、ケアプラン原案作成委託料など、1,317万4千円を計上しております。

令和4年度 田富よし原処理センター事業特別会計予算につきましては、施設維持管理費、基金積立金など、7,406万3千円を計上しております。

令和4年度 簡易水道事業会計予算につきましては、 収益的支出に、営業費用、企業債利息など、1億8,350万5千円を、資本的支出に、取水ポンプ及び制御盤更新工事、企業債償還金など、1億1,149万1千円を計上しております。

令和4年度 公共下水道事業会計予算につきましては、収益的支出に、営業費用、企業債利息など、7億8,861万円を、資本的支出に、管渠布設工事、企業債償還金など、7億9,022万6千円を計上しております。

令和4年度 農業集落排水事業会計予算につきましては、収益的支出に、営業費用、企業債利息など、2億3,440万2千円を、資本的支出に、追加公共ます設置工事、企業債償還金など、1億5,147万3千円を計上しております。

令和4年度 上水道事業会計予算につきましては、収益的支出に、営業費用、企業債利息など、2億8,194万8千円を、資本的支出に、企業債償還金など、1億1,110万7千円を計上しております。

次に、令和3年度補正予算について、ご説明申し上げます。


令和3年度 一般会計補正予算(第10号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ、3億6,779万円を追加し、歳入歳出それぞれ、179億6,720万9千円とするものであります。

歳出の主な補正内容は、各事業の年度末までの支出見込みや事業費の確定等から補正又は財源の組み替えを行っております。


歳出の各款の主なものは、


総務費では、転入転出ワンストップ化に伴うシステム改修費用として行政事務電算化事業費に459万2千円を追加し、全体で628万5千円を追加するものであります。

民生費では、障がい児の放課後等デイサービス利用の増加などに伴い障害児通所給付費等事業として障害者福祉費に615万2千円を、生活保護被保護者に対する医療扶助費として扶助費に2,000万円を追加し、後期高齢者医療特別会計繰出事業として後期高齢者医療費で457万6千円を減額するなど、全体で2,220万8千円を追加するものであります。

衛生費では、予防接種事業で479万5千円を、母子健診事業で142万円を、総合健診事業で729万5千円を、人間ドック事業で345万8千円を減額し、新型コロナウイルス ワクチンの3回目接種に必要となる9月までの体制を整備する費用として委託料など7,075万5千円を、同じく、9月までの新型コロナウイルス ワクチンの接種費用として医療機関に対する委託料で9,128万円を予防費に追加し、全体で1億4,506万7千円を追加するものであります。

農林水産業費では、農業振興費で475万円を減額し、土地改良施設等基盤整備事業に897万5千円を追加し、全体で422万5千円を追加するものであります。

商工費では、市川三郷町と合同で開催している「心あるまちへ 第3弾 合同Pay Payキャンペーン事業」として商工総務費に1億6,011万5千円を追加し、中央市ふるさとまつりの中止により観光費を1,000万円減額するなど、全体で1億4,813万2千円を追加するものであります。

土木費では、木造住宅耐震化促進事業で224万円を、田富玉穂大津線道路整備事業で250万円を、市道3169号線歩道整備事業で500万円を、公共下水道事業会計繰出事業で252万8千円を減額するなど、全体で1,174万4千円を減額するものであります。

消防費では、非常備消防費で933万4千円を、消防団員等報酬費で157万5千円を減額し、全体で1,090万9千円を減額するものであります。

教育費では、各小中学校の学校管理費に新型コロナウイルス感染症の予防対策として、消耗品や備品購入など985万円を追加し、保健体育総務費で377万9千円を、体育施設費で201万2千円を減額するなど、全体で452万7千円を追加するものであります。

諸支出金では、ふるさと応援基金費で3,399万9千円を、リニア沿線公共施設等移転整備基金費に2,600万円を追加し、全体で5,999万9千円を追加するものであります。

歳入の主な補正内容は、


普通地方交付税の交付基準額から減額されていた調整額の加算など再算定の結果に伴い追加交付分として、地方交付税を2億1,834万5千円追加し、国の1次補正に伴う前倒し事業への国庫支出金を追加するほか、各事業の執行見込みに伴うこれまで計上済みの国庫支出金及び県支出金の調整やJR東海からの補償費を増額しております。市債では、各事業の執行見込みに伴う調整や普通地方交付税の追加交付分のうち臨時財政対策債償還基金費を活用することにより臨時財政対策債を減額するなど、歳入歳出差引により財政調整基金繰入金を追加しております。


以上が令和3年度一般会計補正予算の概要であります。

続きまして、特別会計と企業会計の補正予算についてご説明申し上げます。


令和3年度 国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ、5,000万円を追加し、歳入歳出それぞれ、32億7,541万4千円とするものであります。

令和3年度 後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ、532万8千円を追加し、歳入歳出それぞれ、3億1,874万6千円とするものであります。

令和3年度 介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ、5,746万5千円を追加し、歳入歳出それぞれ、22億8,048万9千円とするものであります。

令和3年度 公共下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、資本的収入として142万8千円を減額し、補正後の資本的収入を6億8,975万5千円とし、資本的支出として142万8千円を減額し、補正後の資本的支出を8億370万9千円とするものであります。


以上が令和3年度特別会計と企業会計の補正予算の概要であります。

続きまして、条例関係議案についてご説明申し上げます。


議案第2号 中央市個人情報保護条例中改正の件につきましては、


デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律第50条の規定による個人情報の保護に関する法律の一部改正等に伴い、規定の整理を行う必要があるため、条例の一部を改正するものであります。

議案第3号 中央市国民健康保険税条例中改正の件につきましては、


全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律による地方税法の一部改正等に伴い、未就学児に係る被保険者均等割額等について所要の改正を行う必要があるため、条例の一部を改正するものであります。

議案第4号 中央市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例中改正の件につきましては、


子育て支援センター運営委員会委員の報酬の額を定めるため、所要の改正を行う必要があり、条例の一部を改正するものであります。

続きまして、その他議案についてご説明申し上げます。


議案第20号 変更契約締結の件につきましては、


平成30年第2回臨時会において議決された「中央市立田富北小学校仮設校舎賃貸借」の請負契約について、賃貸借期間を365日延長することに伴い、変更契約を締結するものであり、議会の議決を得た契約の変更には、議会の議決を経る必要があるため提出するものであります。

議案第21号 変更契約締結の件につきましては、


令和3年第2回定例会において議決された「中央市役所玉穂庁舎(子育て支援総合拠点施設)改修建築主体工事」の請負契約について、建具ガラス改修工の増工に伴い、変更契約を締結するものであり、議会の議決を得た契約の変更には、議会の議決を経る必要があるため提出するものであります。

以上、令和4年度の主要施策及び予算等に係る基本的な考え方並びに、令和3年度補正予算及び条例議案等につきまして、ご説明を申し上げてまいりましたが、市民生活においても市政運営上においてもいずれも欠くことのできない案件であります。

よろしくご審議のうえ、ご議決いただけますよう、お願い申し上げますとともに、議員各位をはじめ、市民の皆さまのご理解とご協力を心からお願いを申し上げまして、私のあいさつといたします。

Powered by the Echo RSS Plugin by CodeRevolution.