高校入試を目前に控える三条市の受験生たちに、25日、地元のJAから、目の大きいふるいにかけても落ちなかったコメが合格祈願の品として贈られました。
「JAにいがた南蒲」は、毎年、管内の22の中学校に「難関突破米」と名付けたコシヒカリを贈っていて、25日は、山崎政史常務理事が、三条市の第四中学校を訪れ、1人あたり300グラムずつ包んだコメを生徒の代表に手渡しました。
「難関突破米」は、地域の名前の「南蒲」に、難しいという意味の「難関」をかけたもので、通常より目の大きいふるいにかけても落ちなかったコシヒカリを選び、神社で合格を祈願したということです。
山崎常務理事は「特別に作ったコメで縁起もいいので、ぜひ食べて、受験に臨んでほしい」と激励しました。
生徒を代表してコメを受け取った中学3年の富樫怜央さんは、「いただいたコメを食べて受験を乗り越えたい」と話していました。
また、生徒会長の玉木晏さんは、「たくさんの人のおかげで『がんばるぞ』という気持ちになりました。コロナ禍で不安も多い生活でしたが、先生や友達のおかげで楽しい3年間でした」と話していました。
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