道内の公立高校で10日、一斉に推薦入学の試験が行われ、受験生たちが面接や実技の試験に臨んでいます。

道内の公立高校の推薦入試は、10日、全日制と定時制あわせて129校で一斉に行われていて、およそ4000人が受験しています。


このうち札幌市豊平区にある札幌平岸高校では、午前9時20分からデザインアートコースの実技検査が始まり、25人の生徒が試験に臨みました。


受験生たちは、白い用紙が配られると、鉛筆を使って真剣な面持ちでデッサンに取り組んでいました。


道内では大雪の影響で交通機関に運休が出ていますが、道教育委員会では、それぞれの高校に対し、影響を受けた受験生には柔軟に対応するよう通知しているということです。


10日の試験の結果は、今月18日までにそれぞれの中学校を通じて受験生に通知されます。


一方、公立高校の一般入試の学力試験は来月3日に行われる予定です。