東京23区など大雪のおそれ あすは高校・大学入試も 備え進む – NHK NEWS WEB

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10日から11日にかけて関東甲信の広い範囲で雪が降る見込みで、東京23区など関東南部の平野部でも大雪のおそれがあります。これを前に備えが進められています。

首都圏 私立高校や大学の多くで入試


10日は東京や神奈川の私立高校の一般入試が集中して行われるほか、多くの私立大学でも入学試験が予定されていて、試験会場では大雪への備えが進められています。


このうち東京 八王子市にある八王子実践高校では10日から3日間の日程で入学試験が行われます。

最寄りの駅から学校まではおよそ1キロあり雪が積もれば職員がその区間の雪かきをする予定で、9日は正面玄関にスコップを準備したり除雪機の試し運転をしたりして慌ただしく備えていました。


八王子実践中学校・高校の伊藤栄一郎校長補佐は「受験生が雪でけがをしないように万全の準備をしたい。安心して試験を受けて力を発揮してもらいたい」と話していました。

鉄道 バス “運休の可能性 運行状況確認し時間に余裕持って”

鉄道・バスの各社によりますと、10日は遅れや運休などが出る可能性もあるということで、各社は運行状況などをホームページで確認し時間に余裕を持って移動するよう呼びかけています。

ホームセンター スコップなど買い求める人が続々と

東京のホームセンターには雪かき用のスコップなど雪対策の商品を買い求める人が次々と訪れています。

東京 青梅市のホームセンターは雪かき用のスコップや長靴など雪対策の商品の売り場を設けていて、9日は午前9時の開店直後から商品を買い求める人が次々と訪れていました。

このうち雪かき用のスコップは店頭に陳列されたものが1時間ほどですべて売れてしまい、店員が補充をしてもすぐに売れていました。また寒くなることを予想して灯油を多めに買う人の姿もありました。

8日、ホームセンターでは融雪剤も販売していましたが用意した650袋がすべて売り切れ、10日に入荷できるよう調整しているということです。

50代の女性は「雪かきしやすいスコップを買いに来ました。これから食料品も買い込んであすは外出しないようにします」と話していました。

カインズ青梅インター店の店員の中嶋勇太さんは「雪の予報を受けてスコップは前の週よりも大幅な増加で売れています。雪の備えにこたえられるよう対応したい」と話していました。

JAF 10日と11日の態勢を強化へ

JAF=日本自動車連盟は首都圏で積雪のおそれがある10日と11日の態勢を強化するとともに、雪の中で夏用タイヤの車を運転しないよう呼びかけています。

東京 港区にあるJAFの出動拠点では9日、隊員たちが道路にまく融雪剤や雪で動けなくなった車のタイヤに巻くチェーンなどの準備に追われていました。

大雪となった先月6日は、首都圏などからの出動要請を受け付けるコールセンターに、通常のおよそ2倍の1000件以上の通報があったということで、JAFは10日と11日のコールセンターのスタッフを20人から30人増やして対応する方針です。

JAF東京支部の栗原悠羽広報担当は「積雪や凍結の中、夏用タイヤで走るのは非常に危険なので、冬用タイヤが装着できない場合は車での外出は控えてもらいたい。また、冬用タイヤを履いて運転する際も急ハンドルや急ブレーキをしないように落ち着いて運転してもらいたい」と話していました。

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