神戸市内の中学、部活は原則休止 入試控え2月16日まで 新型コロナ対策 – 神戸新聞

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 新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、神戸市教育委員会は市立中学校の部活動を原則休止としている。期間は2月16日までを予定。同日に公立高校入試の推薦・特色選抜があり、受験生の感染や学級閉鎖などを防ぐためという。

 担当者は「今は進路決定の重要な時期。それぞれが望む道に進めるよう、対策に力を入れたい」とする。

 市教委は、兵庫県が「まん延防止等重点措置」を要請する前に部活休止を決め、25日から始めた。今月中頃から市内で感染者が急増し、学校園でも学級閉鎖などが増えているためだという。

 部活は原則休止だが、市教委児童生徒課が認める公式戦などへの参加は可能。大会初日の3週間前から、平日4日間の各日2時間以内で活動を容認する。

 今回の決定について、市教委は「推薦・特色選抜の後に、一般入試や追試験が控えている。スケジュールは変更できないので、3年生がコロナに感染せず無事に受験できるよう配慮した」と説明する。

 本年度の公立高校の入試は、推薦や特色選抜の適性検査や面接などが2月16日(一部は同17日)に行われた後、3月11日に一般入試がある。また新型コロナに感染するなどして同日に一般入試を受験できなかった生徒のため、同28日に追試験を行う。(綱嶋葉名)

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