山口にカフェ「玉響」 元保健体育教師が出店、コンセプトは「笑顔と健康」 – 山口宇部経済新聞

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 カフェ「玉響(たまゆら)」(山口市吉敷下東2)が1月24日、山口にオープンした。

瑠璃光寺五重塔を模した「ローストビーフ丼」

 運営は、「笑顔と健康」をコンセプトに介護、飲食、スポーツの3部門で事業を展開する「弥栄(いやさか)」(湯田温泉1)。藤田昌彦社長は元中学校教員で、保健体育の教師として働く中でより幅を広げて健康に関わる仕事がしたいと早期退職し、2021年に同社を立ち上げた。藤田さんは「健康に対する意識が高く、県央部に位置して県内各地域からのアクセスが良いことから山口市に設立した」と話す。

 店内は、カウンター席8席とテーブル席12席を備える。店名の「玉響」は「ほんのひととき」という意味があり、「ほっとした安らぎの時間を過ごしてほしい」「癒やされて帰ってほしい」という思いを込めて名付けた。

 ランチメニューは「目で見て楽しく、食べてもおいしい」ことにこだわり、「彩り野菜カレー」「濃厚明太子(めんたいこ)のシーフードクリームパスタ」「オムライスWソース(クリーム&トマト)」(以上880円)などの単品ランチを用意する。

 平日のランチタイムには、1日10食限定で「玉響プレートランチ」や、5食限定の「海鮮パフェ丼」(以上1,800円)、山口の国宝・瑠璃光寺五重塔の雪景色をイメージした「五重塔雪景色ローストビーフ丼」(大=2,500円、中=1,800円、小=1,200円)などを提供する。

 カフェメニューにコーヒーや紅茶、ソフトドリンクなどを用意するほか、ドリンクデザートメニューとして「クリームソーダ(瀬戸内レモン、萩夏みかんなど5種類)」(各650円)、「ダークモカチップフラペチーノ」「キャラメルフラペチーノ」(以上750円)のほか、種類ごとに味わいを変えたプリン「昭和プリン」「平成プリン」「令和プリン」(380円~420円)を提供する。

 藤田さんは「カフェの隣には地域密着型のデイサービスをオープンする。厨房(ちゅうぼう)がある食事のおいしいデイサービスを立ち上げたかった。店内には高酸素カプセルや体組成が測れる機械も導入しているので気軽に立ち寄ってリフレッシュして帰ってもらえれば」と話す。

 営業時間は平日=11時~16時(ランチは14時まで)、土曜・日曜=10時30分~16時(食事は単品メニューのみ)。

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