全力プレー見せ、子どもに勇気を
大学四年の時に出合った競技の魅力にはまり、わずか数年でトップレベルに。クリケット女子日本代表強化選手の金田紋佳(かなだあやか)さん(25)=愛知県大府市。普段は、障害がある子どもたちの成長を手助けする放課後等デイサービスで働く「アスリート社員」でもある。スポーツと仕事に金田さんはどう向き合っているのか。その思いを聞いた。 (鈴木渉太)
-クリケットは、日本ではなじみが薄いのですが、どんなスポーツですか。
英国、オーストラリア、インド、南アフリカなどで盛んで、世界の競技人口はサッカーに次いで第二位とも言われています。一チーム十一人で、競技場は楕円(だえん)形。投手がワンバウンドさせてボールを投げ、野球とは違って、表面が平らなバットで打者が打ちます。基本的には、守備側の返球で、棒(ウィケット)が倒されるまでに、二十メートル先の線(クリース)を超えれば得点が入ります。攻守交代は一回です。
-日本クリケット協会によると、日本国内の競技人口は約四千人。それほど多くない中で、どうやって知ったのですか。
名前を聞いたことはありましたが、大学の講義がきっかけで本格的に調…
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