14歳の君へ:わたしたちの授業 保健体育 真剣に生きれば道開く 今回の先生 総合内科専門医 おおたわ史絵さん – 毎日新聞

基本問題

14歳の君へ

毎日新聞
2022/1/18 東京夕刊
有料記事
1987文字

  • ツイート

  • みんなのツイートを見る

  • シェア

  • ブックマーク

  • メール

  • リンク

  • 印刷


「中学時代、『心から安心できる場所が欲しい』と話していた」と語るおおたわ史絵さん=法務省前で

 全国の中学生に、さまざまな分野で活躍する人が語る「授業」の「保健体育」の先生は、総合内科専門医のおおたわ史絵さん。「何かに挑戦するときに大事なのが強い心と丈夫な体で、何より大きな財産。保健体育はその基礎になる」と話す。おおたわさんは「中学生が将来を決めつけるのはまだ早い。あらゆる可能性があり、何でもできる」と強調する。

 父が開業医で、私は医者になるのが当然のように思われて育ちました。母は極端な「教育ママ」でした。「普通でいいわけないでしょ」が口癖。期待通りにならないと殴られ、母が投げた石の灰皿で頭にけがをしたこともあります。たばこの火を手に押しつけられそうにもなりました。

この記事は有料記事です。

残り1697文字(全文1987文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

すべて見る

Powered by the Echo RSS Plugin by CodeRevolution.