駿河台大、師弟リレーが実現 箱根駅伝 – 時事通信ニュース

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平塚中継所でたすきをつなぐ駿河台大3区の町田康誠(左)と4区の今井隆生=2日、平塚中継所(代表撮影)

平塚中継所でたすきをつなぐ駿河台大3区の町田康誠(左)と4区の今井隆生=2日、平塚中継所(代表撮影)

 初出場の駿河台大は往路を最下位の20位で終えた。区間順位は3区町田の12位が最高。4区を走った31歳の4年生、今井は区間20位と苦しんだ。

 今井は2020年春、中学校の保健体育の教員から大学3年生として編入した。チームは今井も出場した昨年10月の予選会で8位に食い込み、箱根駅伝初出場が決定。「最終学年」の今井にも、大舞台に立つチャンスが巡ってきた。


 5区の永井は中学教員時代の教え子。師弟リレーが実現し、今井は「誰もができることではない。一生忘れられない1ページ」と感慨深げ。4月からは教職に戻る予定で、徳本監督から「2年間ありがとう」と声を掛けられると涙があふれた。

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