中高一貫の県立中3校(玉名高付属、宇土、八代)で9日、2022年度入試があり、熊本県内の受験シーズンが始まった。新型コロナウイルス感染の「第6波」が懸念される中、各校は感染防止対策を徹底。受験生は午前10時からの試験で、国語・社会領域、算数・理科領域の筆記に取り組んだ。
玉名市の玉名高付属中は受験生のマスク着用や手指の消毒を義務付け、試験室の換気も徹底した。午前8時半ごろ、受験生が保護者に付き添われて来校。玉名市立小6年の男子は「人が多くてコロナが少し怖いけど、負けたくない。落ち着いて全力を出したい」と意気込んで正門をくぐった。
3校の募集定員はいずれも70人。出願倍率は、玉名高付属1・97倍(前年度1・36倍)、宇土1・60倍(同1・25倍)、八代1・77倍(同1・83倍)。(臼杵大介)
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