大阪市北区の雑居ビル4階の心療内科クリニックから出火し、24人が死亡した火災で、犠牲者の一人の男性(34)=大阪府豊中市=は今年3月まで、岐阜県羽島市竹鼻町の中学校で教師を務めていた。
同校によると、男性は県の教員採用試験を受け、昨年4月から1年間勤務。理科を教え、1年生の担任をしていた。部活動では剣道部の顧問を務めた。3月に退職し、出身地の大阪に戻っていた。
校長は「大変驚いている。昨年度に同僚だった教師からは、熱心で誠実な人柄だったと聞いている。剣道部ではコロナで練習が制限される中、一生懸命に指導にあたっていた」と話した。動揺する生徒もおり、20日は全校生徒に状況を説明したという。
岐阜新聞社
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