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初の3教科入試の実施を伝える秋田魁新報=昭和42年3月9日付夕刊3面

 教師になる前年の昭和42(1967)年春、秋田の教育にとってとても大きな出来事が起きていました。公立高校入試が9教科から国語、数学、英語の3教科へと変更されたのです。

 9教科とは中学校で習う全教科で、国数英に理科、社会、保健体育、音楽、美術、技術・家庭が含まれます。国語は社会もきちんと学んでいないと解けない、数学では理科の理解度も測ることができる、英語はアメリカをはじめ世界共通語として不可欠…。教科減の理由を当時、そんなふうに聞きました。

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