「フロンティア入試」は、将来大学や社会での新しい価値の創造を目指し、新しい時代を生き抜く素養、北海道大学で学びたいという強い意志を持つ学生を獲得することを目的とした総合型選抜。北海道大学の総合型選抜は2022年度入試(2021年度に実施)から、2種類に区分され、募集人員も54人から144人に大幅増員されている。
「フロンティア入試」は出願書類、選抜方法の違いにより「TypeI」「TypeII」に区分して実施。TypeIは、出願書類(調査書、個人評価書、自己推薦書、諸活動の記録等)により第1次選考を行う。 高等学校等における多様な活動を、各募集単位が定める評価軸に沿って高校教諭が評価(コンピテンシー評価)し、その結果を選考に用いる。第2次選考は、課題論文、面接(口頭試問)等を課す。また、2023年度(令和5年度)大学入学共通テストの結果を利用する。
TypeIIは、従来のものより作成負担を軽減した出願書類により第1次選考を行う。 第2次選考は、適性試験(各募集単位が指定する数学・理科に係る分野)、面接(口頭試問)等を課し、基礎的な知識・技能と共に、思考力・表現力を評価する。
TypeIとTypeIIの出願期間は、2022年9月30日午前10時から10月6日午後5時まで。1次選考結果通知は11月4日、第2次選考は11月20日に実施。TypeIは大学入学共通テストの結果を利用する。合格発表日はTypeIIが12月8日午後4時、TypeIが2023年2月8日午後4時を予定している。
Webサイトでは各学部学科のフロンティア入試の基本方針を掲載し、募集人員、求める学生像、出願資格、出願要件、選抜方法等を一覧にしてまとめている。2023年度「フロンティア入試(総合型選抜)学生募集要項」は、2022年5月下旬ころに公表予定。
また、2022年度フロンティア入試の出願受付が10月8日に終了し、Webサイトでは志願数等を公開。TypeIとTypeIIの募集人員144人に対し志願者数は318人で倍率は2.2倍。TypeIでもっとも倍率が高かったのは、理学部地球惑星科学科が3.0倍。TypeIIでもっとも高かったのは工学部環境社会工学科(環境工学コース)6.2倍だった。
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