全国体力調査 大分県は小学校と中学校の男女ともに5位以内|NHK 大分県のニュース – NHK NEWS WEB

基本問題

全国の小学5年生と中学2年生を対象にした体力調査で、大分県は今年度、小学生と中学生の男女ともに5位以内に入りました。


一方で、1週間あたりの平均の運動時間は前回の調査より減っていて、新型コロナウイルスが影響したと見られています。

この調査は全国の小学5年生と中学2年生を対象にスポーツ庁が行っているもので、50メートル走や握力など8つの種目の合計点で、体力を測定するものです。

昨年度は新型コロナウイルスの影響で中止となり、今年度、2年ぶりに行われ、県内では、公立のすべての小中学校、369校が参加しました。

調査の結果、大分県の全国順位は小学5年生は男子が1位、女子が2位で、中学2年生は男子が2位、女子が5位でした。

また、1週間あたりの平均の運動時間は、前回2年前の調査に比べて、小学5年生で30分弱、中学2年生で1時間ほど減っていて、県教育委員会では新型コロナウイルスが関係しているとみています。

県教育委員会体育保健課の加藤寛章課長は「体力調査で全国上位に入ったのは学校が組織的に体力向上に取り組んできた成果だと考えている。一方、コロナ禍で運動の量が減るなど課題は残っているため、引き続き、子どもの体力向上に力を入れていきたい」としています。

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