人気校・難関校の中学入試過去問題集を取り扱う出版社として、知名度も信頼度も高い声の教育社が開設しているYouTubeチャンネル「声教チャンネル」では、すでに始まっている茨城県・栃木県・千葉県(推薦)の中学入試問題から、時事問題をピックアップして解説した動画「【中学受験】速報!2022年度入試 時事問題「11・12月実施の中学入試で実際に こう出た!」が公開された。例年11月、12月の中学入試で出題された内容と類似したテーマについて、1月、2月の入試でも出題されることがあることから、どのような形で「時事問題」が出題されたのか注目が集まる。
12月4日に行われた茨城中学校の入試「社会」では、テレワークや半導体不足といったコロナによる生活の変化に関する出題があった。また、オリンピックが開催された年であることから、冬期オリンピックやオリンピック開催国について世界地図とからめた出題もあった。11月20日に行われた作新学院中等部(栃木県)の入試「社会」では、2025年に開催される大阪・関西万博についての出題があった。
時事問題は「社会」のみならず「理科」「算数」でも出題されている。11月27日に行われた茨城キリスト教学園中学校「理科」では暦に関する問題、11月20日に行われた作新学院中等部「理科」では、探査機に関する問題があった。東邦大学付属東邦中学校(千葉県)や茨城中学校の「算数」では、来年の西暦「2022」を用いた問題が出題されている。
動画ではその問題と正答について解説している。
動画の解説者は、声教チャンネルお馴染みの後藤氏と松村氏。後藤氏は10年以上経験した編集部時代は毎年250校、500回以上の入試問題をひたすら解き、解説を編集するという日々を送り、現在は講演会や動画授業の講師を務め活躍している。松村氏は声の教育社の編集者として社会科を担当。資格をとるのが好きで、世界遺産検定、観光英検などを取得済。現在は日本城郭検定、歴史能力検定、謎解き能力検定などを勉強中しているという。
社員自らが出演した解説動画を通じて受験生を応援する声教チャンネルでは、時事問題の解説の他にも、過去問の使い方、チェックポイント、過去問の出庫率前年比較等、独自の視点で製作されたオリジナル動画が多数公開されている。年末年始の学習の参考に、手を休めるひと時に、視聴してみてはいかがだろうか。
動画で紹介されている4校の過去問題集は以下のとおり。(Amazonへ遷移します)
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