倉敷市PFI/22年2月18日まで受付/給食調理場・備蓄倉庫 – 日刊建設通信新聞

基本問題

12月24日 金曜日

中国・四国・九州

倉敷市PFI/22年2月18日まで受付/給食調理場・備蓄倉庫

 岡山県倉敷市は、PFIを導入する(仮称)倉敷学校給食調理場・防災備蓄倉庫整備運営事業の募集要項を公表した。2022年1月12日まで、募集要項等に関する質問を受け付け、回答を行う場としてオンラインによる競争的対話を25日に実施する。参加表明書等は2月18日まで、教育委員会学校教育部保健体育課で受け付ける。25日までに参加資格確認結果を通知し、4月15日の期限で提案書の提出を求める。5月下旬に予定しているヒアリングを経て、6月上旬にも優先交渉権者、次点者を特定する。

 参加資格は、事業を実施するために必要な能力を備えた法人で構成するグループとし、設計と工事監理が建設コンサルタント業務(建築設計)の有資格者で、延べ1000㎡以上の公共施設、HACCP認証取得施設などの実施設計もしくはドライシステムの学校給食施設新築・改築または増築の実施設計、工事監理業務の実績、建設が建築一式工事の登録、延べ3000㎡以上の施設、ドライシステムの学校給食施設、特定給食施設または食品工場などの新築・改築または増築施工実績、調理設備調達が業務用厨房機器の登録、3000食以上かつ複数の献立ラインを持つドライシステムの学校給食施設での調理設備一式調達・設置実績、維持管理が学校給食施設の維持管理業務実績、運営がHACCP認証取得施設などの施設もしくはドライシステムの学校給食施設で3000食以上かつ複数の献立ラインの提供能力のある施設の運営実績。

 事業方式はBTO(建設・譲渡・運営)。事業範囲は、設計・建設が事前調査・関連業務、設計・関連業務に伴う各種許認可手続き等、建設・関連業務に伴う各種申請等、工事監理、調理設備調達、調理備品・運営備品調達(食器・食具は除く)、事務備品調達、学校配膳改修、近隣対応・対策のほか、開業準備業務、維持管理業務、運営業務。事期間は39年7月31日まで。

 市の支払総額の上限価格は99億8000万円(税込み)に設定している。

 建設地は、同市有城1301-1の旧山陽ハイツ跡地内の敷地1万6690㎡。施設規模は、小・中学校の給食1日当たり8000食程度の調理・配送などを行う共同調理場とし、災害時の備蓄倉庫としての役割も担う。建物の構造、延べ床面積は提案に委ねる。

 優先交渉権者特定後、22年6月下旬に基本協定、7月下旬に仮契約、9月下旬に事業契約を締結する。設計・建設期間は9月から24年6月まで。

最新のBIM・CIM・ICT      情報随時更新中!

Powered by the Echo RSS Plugin by CodeRevolution.