輝く諏訪を築く 市制施行80周年記念式典 – Nagano Nippo Web – 長野日報

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行政・政治



諏訪市制施行80周年記念式典で、20年後の自分にあてた手紙を投かんし、思いを発表する中学生たち

諏訪市は18日、市制施行80周年記念式典を市文化センターで開いた。市民ら約200人が参加し、表彰や記念動画の放映、市民の手紙が入った「みらいポスト」の封入などを通して80年の歩みを振り返り、さらなる発展に取り組む決意を新たにした。

金子ゆかり市長は、少子高齢化や人口減少、コロナ禍などに伴う時代変化に触れ、「いかなる苦難をも変革の好機と捉える先達からの諏訪の魂で来年を克服と復活、交流の年にしたい」と語り、「市民と行政とが力を合わせ、人が集い育ち、ここに暮らす幸せを実感できる輝く諏訪を築いていく」と決意を述べた。

吉澤美樹郎市議会議長と小山靖県諏訪地域振興局長があいさつを述べ、市長表彰受賞者を代表し、山田勝文前市長が謝辞を述べた。ミシュランガイド三つ星を獲得し、市長表彰特別賞を受けた同市出身の小林圭さんがフランスからビデオメッセージを寄せ、中高生に「時間を無駄にせず、日本を背負って一緒に頑張ろう」と語り掛けた。

続いて、諏訪市の歴史や市民の思いをまとめた若手職員制作の動画を放映し、20年後に届く「みらいポスト」に市民の手紙1600通を入れて鍵を掛けた。中学生と、金子市長がステージ上で手紙を投かんし、未来への思いを披露した。

式典は市制施行日の8月10日に計画したが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期した。人数を制限し、表彰式を式典前に行うなどの感染対策を講じて実施した。

諏訪市は1941年に当時の上諏訪町と豊田村、四賀村が合併し、県内6番目の市として発足。55年に中洲村と湖南村が加わった。国勢調査に基づく12月1日現在の人口は4万8155人。

表彰受けたのは次の皆さん。

▽市長特別表彰=小林圭(パリのレストランオーナーシェフ。ミシュラガイド三つ星をアジア人で初めて獲得し、国民に夢と希望を与えた)

▽市長表彰=山田勝文(地方自治功労)小川智一(統計調査功労)諏訪市連合女性会(男女共同参画推進功労)セイコーエプソン(環境保全功労)この街福祉会(社会福祉功労)諏訪福祉会(高齢者福祉功労)諏訪豊田診療所(保健衛生功労)北真志野生産森林組合、神宮寺生産森林組合(以上、森林づくり推進功労)諏訪西中学校生徒会(交通安全功労)柿澤敏夫(消防功労)蒸気機関車D51―824保存協力会、岩波書店、桑原城址保存会、史跡御廟保存会(以上、文化振興功労)髙橋靖夫(芸術文化功労)諏訪市スポーツ推進委員会(体育功労)

▽市PR用ロゴマーク・キャッチコピー最優秀賞=永田康二(ロゴマーク)福田京介(キャッチコピー)

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