リブリー、進研WINSTEP数学・理科を提供開始…2022年春 – 教育業界ニュース「ReseEd(リシード)」

花のつくりとはたらき
 Libryは2021年12月14日、大学入学共通テスト対策問題集等を専売しているラーンズと教材提供のための契約を締結したと発表した。ラーンズが発行する進研WINSTEP数学・理科をデジタル教材プラットフォーム「Libry(リブリー)」で2022年春から提供を開始する。

 2022年春に「Libry」で提供するデジタル教材は、進研WINSTEP数学I・A Basic、進研WINSTEP数学I・A Standard、進研WINSTEP化学基礎、進研WINSTEP生物基礎、進研WINSTEP地学基礎、進研WINSTEP物理基礎の6種類となる。進研WINSTEPシリーズは、基礎から応用まで段階的に学べ、学習項目を理解するための必要な問題を厳選して構成しており、2022年度からの教育課程にも対応している。

 「Libry」は、現在、全国の高校、中学校を中心に600校以上で導入され、18社400冊以上の教科書会社、教材会社のデジタル教材を提供。デジタル教材とAIドリルの特性をあわせ持ち、1つの端末で複数の教材や問題集を管理できる他、学習履歴に基づいた「類似問題機能」等で、生徒の学習状況や理解度に合わせた個別最適化学習を実現。また2022年4月には「学習者用デジタル教科書」への対応も予定している。

 今回、デジタル教材プラットフォームとして「Libry」が採用された理由としては、紙の問題集と同一価格で提供することで保護者の経済的負担の軽減ができること、大学入学共通テストではデジタルではなく紙を使用していること、問題の正答率や学習時間等の状況がデータで把握できること等をあげている。

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