大学受験に関する意識調査、10月時点で高校2年生の6割超が大学入学共通テスト対策を実施【河合塾調査】 – EdTechZine(エドテックジン)

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2021/12/07 11:45

 河合塾および河合塾マナビスは、10月下旬に開催の「大学入学共通テストトライアル」に参加した高校1・2年生を対象に実施した、大学受験に関する意識調査の結果を12月3日に発表した。同調査は、10月24日~11月3日の期間に行われ、1万2612名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、大学入学共通テストへ向けて始めている対策はあるかを尋ねたところ(複数回答)、「まだ対策は始めていない」(42.8%)という回答がもっとも多く、「共通テストの模試やテストを受けている」(30.0%)、「塾や予備校の対策講座を受けている」(21.1%)がそれに続いた。一方で、高校2年生に限れば、対策を始めていないという回答が37.4%に減少している。

 新型コロナ禍を受けて検討されているオンライン入試について、感じることを選んでもらった質問(複数回答)では、「新型コロナウイルス感染症の影響を受けない安全・安心な入試だと思う」「受験日程を組みやすくなるので便利だと思う」といった利便性への期待が前年調査よりも増加し、「不正防止など、試験の公平性などがどこまで保たれるかが不安だ」などの不安は減少した。

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