【中学受験2022】過去問の売れ行き前年比較、注目の共学校はどこ？＜前編＞ – リセマム

　中学受験に向けた準備もいよいよ大詰め。我が子に合う学校を選び、期日までに願書を提出することは、保護者にとって緊張を伴う最大ミッションのひとつだろう。人気校・難関校の中学入試過去問題集を取り扱う出版社として、知名度も信頼度も高い声の教育社より発売中の過去問題集の出庫状況から、注目の共学校を探る。

過去問出庫率前年比較（共学校編・前編）

過去問出庫率前年比較（共学校編・前編）

　3年間の出庫率（前年比）を見ていくと、日本大学付属校が11～20位に4校ランクインしている他、30位以内にも大学附属校が多数ランクインしており、大学附属校人気は上昇し続けているようすだ。また、11～20位に国公立校も3校ラインクインしていることから、国公立の倍率もさらに上がることが予想される。11～20位は以下のとおり。

過去問出庫率前年比較＜共学校編＞TOP11～20位数字の見方例：校名　一昨年110％→昨年100％→今年95％

11位　千葉日本大学第一中学校　105.6％→118.4％→118.1％

12位　開智日本橋学園中学校　102.3％→96.2％→117.8％

13位　光英VERITAS中学校　97.6％→103.9％→114.1％

13位　お茶の水女子大学附属中学校　90.5％→84.4％→114.1％

13位　日本大学第一中学校　115.1％→108.1％→114.1％

16位　都立大泉高校附属中学校　91.1％→97.9％→114.0％

17位　城西大学附属城西中学校　100.0％→83.1％→113.9％

18位　都立小石川中等教育学校　94.2％→88.0％→113.6％

19位　日本大学藤沢中学校　90.8％→94.6％→113.5％

20位　日本大学第三中学校　108.5％→102.1％→113.3％

　下記「声教チャンネル」動画より、11～30位までの出庫状況、人気上昇の理由等、詳しい解説を視聴できる。

【中学受験】今年はどうなる？過去問出庫率前年比較（共学校編・前編）

過去問が売れてる人気校、そして狙い目校はどこ？※2021年11月時点

　YouTube「声教チャンネル」に自ら出演し、各種学校説明会等の講演や相談員としても引っ張りだこの声の教育社後藤氏によると「30位以上は前年比110％を超えており、志望校は分散しつつも、全体的には高い倍率になることが予想される」という共学校。6年間の学びからこの先の人生の土台を築いてほしいと願う保護者と、10代の貴重な6年間を共に学ぶ友や師と出会い、過ごす子供たち本人にとって大きな岐路となる学校選び。ぜひ過去問の売れ行きや、気になる学校の出題傾向も参考にしていただきたい。共学校編・中編（1～10位）、後編（狙い目校・まとめ）も近日公開予定。

　>>男子校編はこちら。

　>>女子校編はこちら。

　過去問出庫状況上位10校の過去問題集は以下のとおり。（Amazonへ遷移します）