パラ選手が教育実習 ゴールボール日本代表、佐野さん 母校の狭山・柏原中で /埼玉 – 毎日新聞

基本問題

毎日新聞
2021/11/27 地方版
有料記事
560文字

  • ツイート

  • みんなのツイートを見る

  • シェア

  • ブックマーク

  • メール

  • リンク

  • 印刷

生徒たちに目標を持つ大切さや競技の魅力を語る佐野さん=埼玉県狭山市柏原の柏原中学校で2021年11月15日、清藤天撮影

 今夏の東京2020パラリンピックのゴールボール日本代表で狭山市出身の順天堂大3年、佐野優人さん(21)が、母校の柏原中学校で教育実習をした。

 佐野さんは保健体育の教師を目指し、11月1日から19日まで同中での教育実習に励んだ。生徒の進路学習や共生社会の実現などを目的に、2、3年生向けにゴールボール体験と講演会を行った。

 15日は2年生74人を対象に体育館で、一部の生徒が投球と守備を習った。講演では、佐野さんはパラリンピック出場までの体験を語った。中学3年時に視力低下や視野欠損を起こす「レーベル遺伝性視神経症」と診断された。甲子園を夢見たが、野球を断念。「無気力になり、生きる意味が分からない時期もあった」と打ち明ける。

この記事は有料記事です。

残り247文字(全文560文字)

あわせて読みたい

Powered by the Echo RSS Plugin by CodeRevolution.