ライブラリー・サポーターズのおすすめ本令和3年11月
カテゴリー:こども図書館
記事分類:お知らせ公開日:2021年11月18日
こども図書館の行事や館内作業をサポートする、中学生・高校生のボランティアによるおすすめ本をご紹介します。
ライブラリー・サポーターズについては、こちらをご覧ください。
おすすめ本
- 『大どろぼうホッツェンプロッツ』 オトフリート・プロイスラー/作 中村 浩三/訳 偕成社 1990年
大どろぼうホッツェンプロッツにぬすまれたコーヒーひきを取りかえすための、2人の少年の大冒険物語です。読んでいる側もワクワクして、ページをめくると思いもよらない出来事が待っています。ぜひ読んでみてください。
ちなみに『大どろぼうホッツェンプロッツ ふたたびあらわる』『大どろぼうホッツェンプロッツ みたびあらわる』もあるので、気に入った方には、そちらもおすすめします。
(にじいろ)
- 『ねずみのかいすいよく』 山下 明生/作 岩村 和朗/絵 ひさかたチャイルド 1983年
お父さんを助けに行くところが、「力を合わせることで、一人じゃできないこともできる」といったようなメッセージが込められていると思います。七つ子の協力するところがとても魅力的だと思いました。このシリーズのちがうお話もぜひ、読んでみてください。
(kokomomo♡)
- 『何のために「学ぶ」のか』 外山 滋比古 ほか/著 筑摩書房 2015年
この「中学生からの大学講義」シリーズでは、大学の先生方が若者に対して大切なことを、それぞれ先生方の専門分野を交えながら解説しています。また、それぞれの章の終わりに「若い人たちへの読書案内」があり、知識を深めることもできます。専門的なことが苦手な方や将来のことについて定まっていない方でも、誰でも役立つ人生のヒントが詰まっています。1回読んだきりではなく、何回も読んでも楽しむことができる1冊です。
(マスカット)
- 『アンマーとぼくら』 有川 浩/著 講談社 2016年
主人公のリョウは、休暇で沖縄に帰ってきて、「おかあさん」と一緒に島内を観光するのですが、観光をしている内に何かおかしなことに気づきます。それは一体、何なのか!?を探ることが出来るので面白いです。
(TJSA)
- 『英国幻視の少年たち』 深沢 仁/著 ポプラ社 2016年
日本人の大学生、皆川海は留学先のイギリス、ウィッツバリーで「英国特別幻視取締局」のランスと知り合います。ランスと関わるうち、海は幻想的生命体(精霊や妖精、ヴァンパイア)が起こす事件、ファンタズニックに巻き込まれ……。第一章の初めの文は、”「平和な悪夢」という言葉は矛盾しているだろうか。”一気に世界に引き込まれ、イギリスに連れて行かれます。どこか淋しい気がする、不思議な小説です。
興味があれば、続刊もあるので、是非。
(拍)
- 『かがみの孤城』 辻村 深月/著 ポプラ社 2017年
この作品は、第十五回本屋大賞を受賞した作品です。学校での居場所をなくしてしまった主人公こころの目の前で、部屋の鏡が光り出しくぐり抜けた先には、主人公に似た境遇の七人が集められており、集められた理由などを見つける物語です。集められた七人が徐々に打ち解けあい、現実世界での自信を持つようになるシーンがおすすめです。とても心温まり、感動する作品なので、ぜひ読んでみて下さい。
(K・R)
- 『ジュニア空想科学読本 6』 柳田 理科雄/著 KADOKAWA 2015年
アニメなどで見るさまざまな出来事を本当に実現させることができるかなど、おもしろく科学を学ぶことのできる本です。色々な昔話やマンガのことを書いてあり、一冊に30個以上のことがかいてあるのもおすすめです。一つの話に必ず絵が一つ書かれているので、読んでいてとても分かりやすいです。とてもおもしろく、何度でも読めるような本です。ぜひ読んでみてください。
(M・K)
- 『告白』 湊 かなえ/著 双葉社 2008年
この物語は、タイトルどおり、中学校の担任教師の生徒への告白から始まります。”事故”として処理された我が子の死が生徒による”殺人”であったことを明かし、復讐劇へと展開していきます。物語は生徒やその生徒の姉や母親など、さまざまな視点で進んでいきます。徐々に出来事の詳細が見えていくため、読み進めていくのがとても面白いです。スピード感のある物語で、最初から最後まで目が離せないはずです。
(ちょこみんと。)
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