千葉県流山市の小学校で大学などと連携して、ロボットを使ったプログラミングの授業が行われました。

流山市ではプログラミングの授業が必修化されたことを受けて、東京理科大学や民間企業と連携してことし7月から市内の一部の小中学校でモデル授業を行っています。


15日は、東小学校の3年生と5年生あわせて64人がプログラミングの授業を受けました。


3年生は大学生のサポートを受けながら、「一歩すすむ」や「右をむく」などのカードを自分で組み合わせることで、ロボットを、スタートからゴールのマスまで進めるプログラミング的思考の基礎を学んでいました。


また5年生は、タブレットにロボットが動く距離と曲がる角度を自分で打ち込み、正七角形に動かす方法を、試行錯誤しながら学んでいました。


授業を受けた5年生の女子児童は「ロボットが計算した通りに動くことが楽しかったです」と話していました。


流山市は、来年度から市内全ての小中学校でロボットを使ったプログラミング教育を行うことにしていて、市教育委員会指導課の松山秀行課長は「体感しながら学ぶことが大事です。試行錯誤して論理的な思考を学んでほしい」と話していました。