全国のクラブチームで活動している中学生バレーボールに夢の舞台を! 『U-14 PROGRESS CUP バレーボールクラブ大会』開催支援プロジェクト – Engadget 日本版

基本問題

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はじめまして、「一般社団法人PROGRESS倉敷(https://www.progresskurashiki.com/)」の監督をしております倉地太輔と申します。

今回『U-14 PROGRESS CUP バレーボールクラブ大会』を実現するため、クラウドファンディングに挑戦いたします。

私が大会を実現させたい1番の理由は「クラブチームで活動している中学生期の選手達の活躍のできる舞台をもっと作りたい」ということです。

もちろん大会を実現することは簡単ではありません…。多くの費用や協力が必要となります。 私が1人声を上げるだけでは実現は困難です。

コロナ禍における学生スポーツの危機的状況を含め、「どうにかして、子ども達の活躍の場を復活させねばならない」と同じように感じておられる方、また、その中でもお会いしたことのない方であっても、同じ想いを持った方からの支援も募り、大きな大会として成功させたい!という想いから今回クラウドファンディングという形での挑戦を選びました。

現在のバレーボールクラブの大会は、他のスポーツに比べ公式試合数も圧倒的に少ないです。それに加え昨今の感染症や様々な環境の変化によって、公式試合が更に減少しています。

近くで選手を見ている私から見ても、情熱をもっている選手の意欲が奪われてしまっているのではないか?と感じています。

1人でも多くの方と一丸となり、この大会を盛り上げられれば幸いです!

『U-14 PROGRESS CUP バレーボールクラブ大会』

大会名の由来

PROGRESSとは「前進する」という意味合いがあります。 活躍の場が失われた、次世代を担うバレーボーラーが、仲間とともに前進し続ける大会であることを願い、大会名を上記のように決定しました。

子どもたちが〝前進〟していけるよう、ご支援、よろしくお願いいたします。

働き方改革に伴う部活動ガイドラインの改正。

学校部活動は衰退の一途を辿っていることは間違いありません。

私は、倉敷市内の教育公務員として教壇に立っています。教科は保健体育です。

教師であるとともに、当然、学校部活動に全てを捧げ、その指導に17年間尽力し、平成23年には全日本中学校選手権大会(通称:全中)にも指導者として出場しベスト8、平成29年のJOCジュニアオリンピックカップ全国都道府県対抗中学バレーボール大会では準優勝の成績を修めることができました。

しかし、現在の教育現場(特に公立中学校)は、学校部活動における指導体制が崩壊してきています。

理由は、働き方改革によって、学校部活動自体を文部科学省、そして所管の教育委員会が地域のスポーツクラブに移行しようとしていることが原因の1つだと考えています。

現在の部活動は基本的には、平日2時間、休日3時間以内の活動とされています。さらには、平日1日は完全休養日、週末も1日は休養日を設けることが大前提となっています。(各都道府県または、各市町村の教育委員会によって異なる部分もあります。)

然は然り乍ら、「ブラック部活動」として話題となった、学校現場の部活動指導のあり方は、働き方改革とともに、見直しを図る必要があったと私自身も感じています。

顧問として担当になった教師が、その種目の全くの素人であり、指導経験はもちろんなく、自分とは無縁の競技でも、そこに指導者として顧問に抜擢されれば、早朝から夕方に至るまでの活動と指導を余儀なくされていた数年前のあり方は、今思えば異常であり、見直しが必要であったことも否定しません。

スポーツの苦手な教師まで、部活動指導の現場に顧問として立ち、熱烈な思いをもった選手や保護者、時として地域からのプレッシャーを含めた過度な期待を背負っていたことは事実です。

しかし、見方を変えれば、顧問としてその責任を全力で全うし、選手とともに全力投球していた指導者は〝指導の時間〟と〝活動の幅〟を失いました。部活に苦しみを抱いていた顧問は、働き方改革に伴う部活動ガイドラインの制定によって、指導による拘束は緩和されましたが、「部活動を頑張りたい」と情熱をもった選手(生徒)は、競技に取り組む〝時間と意欲〟を奪われました。

恩師のように、指導者として尽力することで

青少年の成長に関わりながら成果を挙げたいと目標を持つようになりました。

私自身は元日本代表監督 中垣内祐一氏が日本代表として活躍する姿に憧れ、中学入学と同時にバレーボール部に入部しました。

中学校3年間で、部活動に励む選手の一人として岡山県最高峰の中学校バレーの祭典、岡山県秋季バレーボール大会、岡山県総合体育大会で優勝し、中国中学校バレーボール選手権大会へ出場しました。

この頃、私は、保健体育の教師であり、顧問でもあった恩師(児玉 誠 氏)に憧れを抱き、自分も将来は保健体育の教師になり、部活動に携わることで、指導者として尽力し青少年の成長に関わりながら成果を挙げたいと目標を持つようになりました。

私は大学卒業後、教師1年目から専門であるバレーボール部の顧問でしたし、「部活動で青少年を育成する。」

そして、「部活動こそが、中学生の時期の選手にとっても人間形成に一番大切な場である。」という情熱をもって指導に当たっておりましたが、冒頭でも申し上げましたように、世の中の流れとともに、多くの制限がかかった現在の学校部活動はさまざまな視点からも衰退の一途を辿っているのではないかと懸念しております。

「地域の中学生の活躍のできるフィールドを構築したい!」

という想いからスポーツクラブを設立。

私は、そのような実態を逸早く打開するために、地域のスポーツクラブを設立しました。

バレーボールという競技において、クラブチームを設立し、地域の中学生の活躍のできるフィールドを構築することが必要不可欠であると感じたからです。

2018年に設立しましたが、現在は、小学生33名、中学生22名の55名が在籍するクラブチームに成長しています。

しかし、クラブチームを設立してみると、既に十数年前からそういった組織の体制をもっている競技があることに改めて気づきました。サッカーや硬式野球です。

各都道府県(市区町村)教育委員会が母体となっている中学校体育連盟に依存することなく、それぞれの連盟や協会、競技団体が、小学生期・中学生期のアスリートを強固な基盤をもって、育成している現状を目の当たりにしました

なんとかしてバレーボールという競技に携わる選手たちを育成したい!

アスリートとして成長していく過程には、公式戦、大会形式の活動が必要不可欠です。

今、私はなんとかして、バレーボールという競技に携わる選手たちを、サッカーや硬式野球のように、クラブチーム組織において育成していこうと考えています。その中で選手がアスリートとして成長していく過程には、公式戦、大会形式の活動が必要不可欠であると考えています。

バレーボール競技は、現状は、中学校体育連盟に所属していれば、少なくとも年間4回程度の試合が設定されています。(各都道府県や市町村単位で異なる。)

しかし、私たちのような地域のクラブチームでは、年間1回〜2回の大会しかありません。文部科学省や教育委員会が推奨する、「中体連から地域のスポーツクラブへの移行」の流れは、現時点では先行きが未定であるので、中体連とクラブチームが共存共栄、または、新時代におけるクラブチームが先行した組織改革は、現状ではとても厳しいものであると感じています。

いずれは、中体連からクラブへ移行することが決まっているにも関わらず、大会の見直し措置、また、中体連とクラブチームの共存共栄などは、中体連がクラブへの移行を迎える数年後をイメージしても、十分に検討されているとは思えない現状です。

多くの選手や保護者が、クラブチームでの活動が充実していることに気づき始めていることもあり、大会等の整備が急務であるということです。

長文になり申し訳ありませんが、私自身、過去には上記の内容に関してジレンマを抱えていましたが、現在は、文部科学省が推奨している「地域のスポーツクラブ」を、学校部活動の顧問であった自らが設立し、指導や運営に携わりながら、新しい形で、青少年のスポーツ活動による健全育成を目指しています。

大会を運営することは簡単ではありません…。

どうかみなさんのお力を貸していただけないでしょうか。

バレーボール競技において、クラブチームによる新しい風を起こし、

頑張る選手の為に有意義な大会の実施と指導者の指導スキルの向上を願い、尽力していきたいと考えています。

ただ大会運営には資金が必要です。正直、普通の「強化練習会」ならば、いくらでもできます。

新しい組織による新しい大会の開催を模索している中、母校の玉野光南高校のバレー部のOBからアドバイスを含めたご支援をいただき、青少年が活躍できる大会開催を実現するには、クラウドファンディングによるご支援を賜ることで実現できるのでは。と感じたからです。

地域のクラブチーム組織が母体となって大会を開催し、持続可能な新しい大会様式を構築し成功させたいと願っています。

中学生カテゴリー(U-14)の成長するステージを今以上に増やすことで、日本全体のバレーボールの競技力の維持さらには向上につながると確信しています。

小学生・中学生アスリートが活躍できる日が来る未来を築くのが私の目標です

「部活動は、昔と変わった」という言葉をよく耳にします。

体罰や暴言が黙認されていた、「気合と根性」の時代が終わり、自主性を尊重する時代に突入したことは、とても喜ばしいことであり、選手が伸び伸びと成長していける基盤が、新たに構築されたと思います。

しかし、昨今のスポーツを取り巻く環境の変化は、選手にプラスになることばかりではありません。

組織の変化に対応しきれず、活躍の場、発表の場を失った選手は多々いますし、今後も増加することが懸念されます。

学校部活動の時代の流れによって、選手達の情熱が薄れ、競技力が低下することはあってはならないと感じています。

まずは、私自身の専門とするバレーボール競技が他のスポーツに遅れを取っている現状を改善することが使命だと感じていますが、行末を見ると、全ての競技を志す小学生・中学生アスリートが活躍できる日が来る未来を築きたいです。

『U-14 PROGRESS CUP 全国バレーボールクラブ大会』開催支援の応援コメント ※あいうえお順

・朝日健太郎(参議院議員/ロンドン五輪、北京五輪ビーチバレーボール日本代表)

私がバレーボール出会ったのは、中学校の部活動でした。現在、その我が母校の男子バレー部はありません。子供たちのスポーツの受け皿が多様化する中、中学生バレーボール部の存在は大変重要です。バレーファミリーの1人として、このプロジェクトを全力で応援します。また、スポーツ庁では「部活動から地域スポーツへの移行」を推進しています。そのモデルケースとしても、大変期待をしています。皆様からのご支援をよろしくお願い致します。

・井上 裕介(岡山県岡山市出身/現NEC RED ROCKETSコーチ

(08〜18堺ブレイザーズでプレー。V・プレミアリーグ、サーブレシーブ賞(06/07、07/08)、ベストリベロ賞(08/09、09/10)を受賞。第61回黒鷲旗全日本選抜大会ベストリベロ賞(12)、Vリーグ栄誉賞(15/16)

「私も支援をお考えの皆さんと同じように、学生時代を振り返るとバレーボールを通して味わうことができた沢山の喜び、そして、苦しい経験が山ほどあります。仲間と切磋琢磨し、競い合い、励まし合った思い出は数え切れないほどです。

このプロジェクトをお聞きして、昨今のコロナ禍で、〝活躍の場〟言わば、自分たちの力を試す、〝発表会の場〟を失ってしまった学生アスリートの現状を知ることができました。

クラブチームの時代は、到来しています。新しい大会様式で、学生アスリートがハツラツと活躍し、これからの日本を背負っていってくれることを願っています。私は全力でこのプロジェクト「U-14 PROGRESS CUP」を支援します。」

・児玉 誠(コミック「神様のバレー」伝説監督のモデル) 現在は、PROGRESS倉敷のコーチ兼アドバイザー

指導者として、クラブチームでも大会や強化試合を数多く経験しましたが、やはり中体連の大会試合数には及びません。中体連は現在、衰退しかけていますが今までの基盤があるので、多くの公式試合があります。

それに比べて、全国にあるクラブチームの公式戦や強化試合そのものは、まだまだ数が少ない現状です。日頃の練習の成果を発揮する場も競い合う場も、中体連に比べると極端に少ないです。

それは、これからの日本のバレーボール界を支えるであろう、今の全国にいるクラブチーム選手達にとって、大きな課題であります。新しいクラブチームの大会を増やすためにも、今回の大会(U-14 PROGRESS CUP)は、是非とも成功してもらいたいと考えています。それが礎となって、もっとたくさんのクラブチームに関する大会が増えることを望んでいます。私も本大会の開催を支持します。皆様も是非協力をよろしくお願いします。

・渡辺ツルヤ(岡山県岡山市出身/芳文社週刊漫画Times連載 神様のバレー原作者)

現在、スポーツ・文化・その他の多くの活動や、私達の生活そのものが制限されています。私が選手として学生バレーを当たり前にしていた頃と、世界が一変してしまいました。

私も賛同するこのクラウドファンディング「U-14 PROGRESS CUP 全国バレーボールクラブ大会」は、もともと大会数の少ないバレーボールクラブチームにさらに重くのしかかった現状に立ち向かい、日本全国で励むクラブ選手に希望を持ってもらうための取り組みです。

この大会が安全で健康的に開催され、日本中の若い選手達が笑顔で汗を流せる世界になるよう、ご支援をよろしくお願い致します。

プロフィール

倉地 太輔(倉敷市立南中学校 教諭/PROGRESS倉敷バレーボールクラブ 監督)

1980年12月26日生まれ

岡山県倉敷市に生まれる。

学生時代は倉敷市・岡山市内の公立中学校に通い勉学とスポーツ(部活動)に励む。

(中学校では現在、芳文社「週刊漫画」連載中の「神様のバレー」にて伝説の監督として登場する、(※)児玉 誠 氏の指導の下、3年間、バレーボールに励む。)

その後、岡山県立玉野光南高等学校、天理大学を経て、現在は教師として18年目。

浅口市立鴨方中学校の教諭時代には、監督として全日本中学校バレーボール選手権大会でチームをベスト8に導き、現在勤務している倉敷市立南中学校では、JOCジュニアオリンピックカップの岡山県選抜の監督として、準優勝という功績を残す。

現在は、学校の部活動での指導の傍ら、2018年に地域のスポーツクラブ「一般社団法人PROGRESS倉敷」を設立し、倉敷市を中心とした小学生、中学生のバレーボールクラブの指導者兼代表者として尽力している。

文部科学省が今後の青少年スポーツ活動として、持続可能かつ理想的な形として推奨する地域のスポーツクラブの先駆けとして活動している。

(※)児玉 誠 氏…現在は、PROGRESS倉敷のコーチ兼アドバイザー

リターンについて

※開催は2022年の3月〜5月頃を予定しております。確定した情報は随時更新し、こちらのページにてお知らせしていきます。

※Tシャツサイズは「S・M・L・2L」の4サイズです。支援時に希望サイズをご選択ください。

プロジェクト限定ハンドタオル予定デザイン

プロジェクト限定Tシャツ予定デザイン(*変更になる可能性もございますので、ご了承ください)

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