(※画像はイメージです/PIXTA)
子どものポテンシャルや伸びしろはテストの点数だけではわかりません。中学受験をどう考えればいいのでしょうか。※本連載は安浪京子氏、おおたとしまさ氏の著書『中学受験の親たちへ 子どもの「最高」を引き出すルール』(大和書房)から一部を抜粋し、再編集したものです。
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学年1位でも塾では一番下のクラスはよくある
中学受験は、義務教育とは内容もレベルも大きくかけはなれた出題がされます。高校入試、大学入試とまったく同じ問題が出題されることもザラ。
実際に大手塾のテキストを見るか、入試問題を制限時間内で解いてみてください。理科や社会は「昔は覚えていたけど、もう忘れたよ〜」ということが出てきますが、「算数」は理系の大学院を卒業した大人が方程式を駆使しても(小学生は方程式を知らない)解けない問題がたくさんあります。
小学生を期間限定でこのレベルまで引き上げねばならないわけですから、おのずとテキストのレベル、授業のスピードも上がるというもの。よって、小学校のテストで“楽に”80点以上とれる子でないと、大手塾の授業についていくことができないのは事実です。
そして大手塾は、こういった小学校のトップ層でひしめきあっています。小学校では学年1位でも塾では一番下のクラス、ということは決してめずらしくありません。
クラスといえば、「入塾時から上位クラスを狙うべき」「上位クラスで入塾するほうが有利」という話もよく聞きますよね。
授業で使うテキストはどのクラスも共通ですが、上位クラスと下位クラスでは扱う問題が異なります。しかし模試では下位クラスで扱っていない問題も出題されるため、下位クラスは必然的に不利になる、という理由です。
でも、「学校のテストで80点以上」「入塾は上位クラスを目指す」というのは、あくまで「大手塾の授業についていき」「最難関校や難関校を目指す」場合の話。
今は中学入試の動機もさまざまで、すべてのご家庭が最難関校を目指すわけではありません。
さらに、子どもの学力やポテンシャルをテストの点数だけではかることが難しいのも事実です。
「うちの子、算数ができないんです」とG君のご両親に相談されたのは5年生の春。算数の偏差値は40でした。実際にG君を指導してみると、考え方の道筋を示されれば「あ、そういうことか」と自力で解き進めていき、「こういうふうにも考えられるよね」と別解をどんどん見つけ、自分の言葉で説明してくれます。
「テストの偏差値はたしかに40だけど、実際は60近いポテンシャルがある」という手ごたえどおり、最終的に難関校を受験するまでに至りました。
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