11月2日(火)、第一中学校で行われた校内研究授業を参観しました。
第6時限に各学年から1本の授業が公開され、授業参観後に研究協議が開催されていました。
(第1学年…保健体育科 第2学年…国語科 第3学年…英語科)
第1中学校でも、手慣れた様子でタブレットを操作する生徒たちの姿が見られました。互いの作品が前に映しだされ、それをもとに意見交流する等、効果的な活用もされており、コミュニケーション能力育成の一助になる可能性を感じました。
第一中学校では、「パフォーマンス評価」を取り入れての評価方法等、評価のあり方についても研究が進められています。
「パフォーマンス評価」とは、一般的には思考する必然性のある場面で生み出される学習者の振る舞いや作品を手掛かりに、知識・技能の総合的な活用を質的に評価する方法と定義されています。
英語科の授業においても、教科で学んだ知識・技能を使って思考できているかに重点が置かれていました。現実と切り離された断片的な知識・技能を問うものではないのですね。また、学びの過程を大切にしようという姿勢も感じられました。
学校にタブレットが導入されても、教職員によって適切に活用されなくては効果があがりません。これからの学校には、各教科等の知識や指導方法だけではなく、ICT機器を使用した学習方法や非認知スキルを高めるための評価方法も求められます。
パフォーマンス評価をはじめ、今後、実践と合わせて具体的な評価方法についても紹介いたします。
(中村りか)
更新日:2021年11月5日
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