藤原進之介:横浜の数学塾代表
石川町駅から徒歩1分、爽やかな看板を構える学習塾がある。数強塾は、フェリス女学院・横浜共立学園中高の生徒が通う横浜の数学専門塾である。塾長(藤原進之介)が全生徒と全プロ講師の特徴から学習課題までをすべて把握し続ける徹底した面倒見の良さが特徴で、東京大学や医学部医学科をはじめとする最難関大学への合格率も高いことで知られる。
もともとは「数学が苦手な生徒を対象」として、「東京の男子校御三家」「東京の女子校御三家」の生徒のうち、特に「算数はできたが数学になって成績が下がった」という生徒を集め、数学の本質を分かりやすく伝授する専任プロ講師の指導により難関大学へ合格させることを得意としてきた。
近年は入塾待ちの生徒も多く、体験授業自体を受け付けていない期間もある。
実体のあるオンライン塾
その数強塾が、今年の夏から神奈川県に実店舗を構えた。
場所は「神奈川県女子校御三家」が集まる横浜市中区石川町、横浜共立学園の通学路にあり、フェリス女学院の通学路も目と鼻の先の位置である。自習室も完備、かつ駅近という理想的な環境にて開校する。
かねてより得意としてきた中高一貫校の生徒を対象に、体系数学やシステム数学など中高一貫校の数学カリキュラムに完全対応の数学専門塾で、本質的な理解を深めるため、中学生からの在籍を推奨している。
人気の理由
数強塾は広告をあまり出さない。しかし、創業から7年以上、一部の中高一貫校の生徒や保護者から根強い支持を集めてきた。その理由は、学校別・先生別・生徒別の進み方やプリントの内容に至るまで、徹底した学校特化の指導によるものだった。
フェリス女学院中高
一般的には神奈川県内のトップ女子校として知られるが、実際に入学すると中学1年生から「他人と比べる必要はないのよ」と言われる優しい教育である。フェリス女学院は中1から体系数学を使用する。日常生活では元気な生徒が多い一方、勉強に対して真面目な生徒が多く、学校内の小テストでは(学年によるが)学年の半分以上が満点を取ることも多い。特に高校では先生が独自のプリントを作成・配布する場合も多く、学校に合わせた指導が有効となる。高3ではメジアンIAIIBを問題集として扱う年度がある。中1から代数と幾何に分かれているカリキュラムも特徴的である。2021年度は高校1年生を担当する数学教員が大学レベルの数学記号を使用する場合がある。
進学校として中1から塾に通う生徒が多いと思われがちだが、高校2年生まで通塾を控えている生徒も一定数おり、理系選択が少ないのはそれが一因ではないかという指摘もある。
中学1年生のうちから数学につまづく生徒が一定数おり、中学受験の算数の解き方から抜け出せない生徒が毎年いる。
横浜雙葉中高
横浜雙葉は中1からSTEP演習を使用する。小学校からの持ち上がりの生徒と、中学受験で入学した生徒が同学年に在籍する。数強塾では小学校からの内部進学組にも対応できるよう、横浜雙葉小学校の算数も研究している。中学3年生の時点で数学の先生が1学年に4名配置される手厚い指導体制である。これは学年内での学力別にクラスが3段階に分けられていることによる。中3の後半から4Step IAを使用する場合がある。高2では4Step IIBを使用するが、定期テストでは青チャートIIBの問題が出題されることもあり、典型問題の根本的な理解が求められる。クラス分けの基準が厳しいという特徴がある。
内部進学者の方が学力が低いと思われがちだが、強い相関関係があるわけではなく、むしろ中1からどれほど高い意識で学習に臨んでいるかの方が大学進学実績に大きく影響する。中1から塾に通う生徒も珍しくなく、そのタイプの生徒は大学進学実績がよくなる傾向にある。
横浜共立学園
横浜共立学園は教材については横浜雙葉に似ており、中1からSTEP演習を使用する。ただし根本的に異なるのがカリキュラムで、数学は1科目しか存在しない。すなわち代数と幾何という科目の分け方が存在せず、高1になっても数学のテストは1種類である。中1から中3までは先生が1名であるが、高1から先生が2名になる。高1の後半からは学力別にクラスが2つに分かれるが、それまでは1クラスである。中学3年生から4Step IAを使用するが、高2ではオリジナル数学IIを使用する。定期テストはフェリス女学院や横浜雙葉に比べて易しく、問題集の問題をそのままコピーしたような出題が数多く見られることが特徴である。
学校の面倒見が良いと言われることが多く、基本レベルの問題を解けるようになっている生徒が多い。しかし理系大学受験に対応できる生徒がどれだけ育つかと言われると難しい部分がある。英語教育に力を入れていることもあり、数学や物理は比較的苦手な生徒が多い。高校1年生の時点で英検1級レベルの英語力を持つ生徒がいる一方で、数学は定期テストの対策しかしていないという生徒も珍しくない。
フェリス女学院・横浜共立学園・横浜雙葉に特化
上記は分析の一端であるが、数強塾はフェリス女学院・横浜共立学園・横浜雙葉について多くの分析を行い、広告を抑えているにもかかわらず、入塾した生徒たちに厚い支持を受けてきた。後述の通り合格率も高く、近年注目の神奈川県の数学塾である。
数強塾の進学実績
数強塾は2021年1月〜3月下旬の大学入試・高校入試において、以下の実績が確定している。
- 東京大学 理科二類
- 東京大学 文科三類
- 京都大学 理学部
- 京都大学 総合人間学部
- 一橋大学 経済学部
- 東北大学 医学部医学科
- 北海道大学 医学部医学科
- 大阪大学 理学部
- 東北大学 理学部
- 東北大学 農学部
- 東北大学 経済学部
- 名古屋大学 農学部
- 杏林大学 医学部医学科
- 順天堂大学 医学部医学科
- 早稲田大学(政治経済学部・先進理工学部・創造理工学部・教育学部他)
- 慶應義塾大学(薬学部・理工学部・経済学部他)
※上記の合格実績は、数強塾への在籍期間が1年間以上・または受講マンツーマン指導コマ数100コマ以上の受講生のみを記載している。(短期間の在籍のみで合格者数を水増しすることが業界全体で問題視されていることへの配慮である。)
※上記は全体の合格実績の一部となる。
※特に国公立大学に関しては非常に合格率が高く、卒業者25名中21名が合格している。
(詳細 公式HP|https://www.hokushinken.com/yokohama)
■ 法人概要
数強塾は2020年より、資本金900万円で法人化。
累計の生徒数は1100名を突破・高い合格率を誇り、時期によっては入塾待ちの生徒が現れるなど、個人塾ながら大手塾にも引けを取らない中規模塾といえる。
(詳細 公式HP|https://www.hokushinken.com/yokohama)
数強塾のこだわり
- プロ講師
- 担任制
- 問答法を用いた双方向のオンライン授業
- マンツーマン指導
個別課題数強塾は、従来のオンライン家庭教師にありがちな「学生アルバイトが経験不足なまま指導にあたる」状況を一新し、プロ講師だけの指導・担任制による指導者の統一・問答法による双方向の授業・個別の課題出しによる演習量の確保など、数学の苦手意識の克服に向けた具体的な施策を実施していることが評判で、創業から6年間以上、生徒数が増加し続けている。
SNS広報から伺える透明性
塾長がYouTube動画を投稿しているのも特徴で、一般的な中規模の塾と違い、塾長の人柄をネット上からでも事前に確認できることも安心材料である。
また、プロ講師の担任制の指導のため、指導を担当する講師が授業のたびに変更され分かりにくい、といった生徒側の混乱も起こらず、マンツーマン指導でありながら、教育環境として安定しているという特徴がある。
自宅から会話しながらの受講が可能であるため、通学のロスタイムがない上に双方向の授業が実現されている。
前述の通りプロ講師が丁寧に教えるのはもちろんのこと、生徒が主体的に考えることを重視し、数学特化の高い授業クオリティを維持する。そのため、授業はプロ講師のみ、かつ完全マンツーマンの指導形式を採用してる。
数強塾の授業料
数強塾の費用月謝は月17000円〜受講可能で、プロ講師の指導を受けられる一方で良心的な価格である。
短期集中的に週3回のマンツーマン授業を受講した場合でも、月謝は月4万円程度である。
「考える力」をつける指導
数学において、ただ解答を教えるだけの指導とは一線を画し、問答法により「どこで気付けなかったのか」「なぜ気付けなかったのか」を生徒別に発見することで、数学の苦手克服において極めて重要な「課題発見能力」や「問題解決能力」といった力を養うことが可能となる。算数レベルから数学が苦手でも、これなら継続できると評判である。
高い合格率
最高水準の合格率 累計の生徒数が1300名を突破していながら、1年間以上受講した数強塾の塾生は、第一志望校への合格率が高校受験では90%を超え、大学受験では70%を超えている。
定期テスト対策にも強いことが特徴で、6ヶ月間受講した数強塾の生徒の得点上昇の割合も80%を超える。
数学が苦手な生徒を対象としていながら、東京大学や有名国立大学・難関私立高校などへの合格実績が多数ある。
学生アルバイトではない、経験豊富なプロ講師だからこそ達成できる高水準であると評判である。
すぐに受講開始が可能
オンライン数学塾〈数強塾〉では、必要な機材はスマホ・PC・タブレットいずれか1つだけ。
誰でも手軽に受講することが可能である。
体験授業は有料の場合あり
体験授業は先着順となり、必ず塾長または副塾長が面談を担当するため、問い合せ数を制限するため、時期により有料(3000円程度)となる場合がある。
入塾制限あり
手厚い指導を行き渡らせるため、入塾は先着順となり、定員に達し次第に入塾制限を設ける。
前述の通り、入塾待ちの期間もある。夏休み期間や冬休み期間・受験直前期や数学検定直前期は混み合うことが多く、入塾待ちの生徒が毎年5名〜30名ほど見られる。
女子専用校舎あり 要予約
神奈川県中区石川町の駅前に、女子専用校舎を開校する。主に神奈川県の女子校御三家を対象とした校舎で、監視カメラを設置しセキュリティに配備した設計となっている。見学や入場を希望する場合は事前の予約が必須となり、公式HP(https://www.hokushinken.com/yokohama)からの問い合わせが必須となる。
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