県内で来春中学校を卒業する生徒の第1次進路希望調査の結果が公表された。前期試験を希望する生徒の割合は36.20%で、例年並みの水準だった。
調査は、県教育委員会が私立を含む県内89校の中学3年生7091人を対象に、現時点での進路希望を聞き取ったもの。進学を希望する生徒は6968人で全体の98.27%だった。
入学の希望倍率が高かったのは順に、甲府東の普通科1.98倍、甲府南の理数科1.73倍、韮崎の文理科1.70倍だ。
去年、上位だった工業系の学科はやや倍率が下がった。また去年、最終的な希望者が多かった前期試験を希望したのは36.20%で、去年の同じ時期に比べ0.79ポイント減少し、平年並みの水準だった。
前期試験の倍率が最も高かったのは、甲府東の普通科5.42倍だった。次いで、甲府南の理数科3.25倍、甲府南の普通科3.10倍などとなっている。
各公立高校の募集定員は11月ごろ正式に決定し、その後、第2次進路希望調査が行われる。
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