ここ数年、予選通過ラインに届きそうで届かなかった駿河台大が8位に入り、念願を果たした。結果が場内に知らされると、部員から大きな歓声。中学校の保健体育の教員から、再び大学生となって箱根路を目指した31歳の今井は「歴史が動いた瞬間。きょうは仲間に助けてもらった」と感慨深そうに話した。
約20年前に法大のエースとして箱根を沸かせた徳本監督は「(就任から)10年間待ってもらって、やっと達成できた。夢心地です」。かつて部内にあった喫煙などの生活習慣を少しずつ変えて意欲を高め、「去年、今年は箱根を狙うチームづくりができた」と胸を張る。
年明けに待つ大舞台へ、「特に怖いものもない。何かやるんじゃねえのこのチーム、と思わせられるようなレースができたら」と語った。
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