どの入試方式で部活動・生徒会活動・資格検定が評価される?
部活動・生徒会活動・資格検定などの実績が評価されやすいかどうかは、まず入試方式から考えることができます。代表的な入試方式は推薦入試です。
【1】私立・公立高校の推薦入試
私立高校も公立高校も、いわゆる推薦入試では内申書に記載された部活動、生徒会活動、委員会活動における実績、英検(R)・漢検などの資格検定の成績などが評定や面接・作文の内容とあわせて合否判定の資料になります。
公立高校の推薦入試は都道府県によって名称が異なるものの、多くの都道府県の内申書(調査書)に学校内外でのスポーツ活動、文化活動、社会活動、ボランティア活動などの実績を記入する欄を設けています。
面接や自己PRで「部活動から学んだこと」を質問されることもあるでしょう。
【2】一部の公立高校の一般入試
公立高校の一般入試では、部活動・生徒会活動・資格検定を得点化することはほとんどありません。
ただし、都道府県によっては、そうした特別活動や資格検定のための得点枠が設けられていることもあります。どのような加点方式になっているか、教育委員会や各高校の公式Webなどで確認しておくとよいでしょう。
【3】私立高校の単願・併願入試
私立高校の単願(専願)入試や併願入試では、内申点が「出願基準」に達していない場合でも資格検定の実績を加点して出願できることがあります。
こうした私立高校の単願(専願)・併願入試では、あらかじめ加点項目が公表されているケースが多く見られますので、各学校の公式サイトなどでチェックしてみてください。
【4】総合判定
部活動・生徒会活動・資格検定などが得点化されない入試方式であっても、受験生の内申点や学力検査得点が同点になった場合は、そうした特別活動や資格検定の内容が合否判定の資料となる場合があります。
ただ、内申書(調査書)の様式は都道府県によって異なり、特別活動や資格検定などの記入が求められない地域もあるため注意が必要です。
どのような内容の記載が求められるかは、教育委員会の公式サイトや各学校の公式サイトなどで確認しましょう。
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