学校の勉強はプロになるために必要なのか?プロ経験者から学ぶべき勉強の習慣化 – ジュニアサッカーを応援しよう!

花のつくりとはたらき

2021年10月11日

メンタル/教育


10月18日(月)に『フットボーラー独学術 生きる力を自ら養う技法』が発売になります。著者である柴村直弥氏がプロに至るまでどのようなキャリアを送ってきたのか、決して平坦ではなかったプロまでの道のりをこれからプロを目指す人々に向けて語ってくれています。今回は、柴村氏が語る勉強の習慣化について紹介します。

『フットボーラー独学術 生きる力を自ら養う技法』

文●柴村直弥 写真●Noriko Nagano


勉強と練習のサイクルは同じである

 学校の勉強はプロサッカー選手になるために、そしてプロサッカー選手になってから選手として大成していくために必要なことでしょうか。

 私自身が経験してきたことから感じている答えはイエスです。

 一様に学校の勉強といっても様々であり、小学校、中学校、高校、大学、専門学校それぞれに多種多様な勉強がありますが、私自身が経験した学校での勉強について感じたことを綴っていきます。

 算数や国語、理科、社会などの小学校や中学校の勉強に対して、当時はまずテストで満点を取ることから逆算して取り組んでいました。

 そうやって満点を取ることから逆算して準備し勉強していき、それが結果的に満点を取ることもあれば 点や 点、 点などの場合もありました。目標通りの点を取れなかった時に何が足りなかったのかと考え、振り返って次に生かすというサイクルが小学生の頃にはすでに出来上がっていました。それは単純に「悔しい」という感情があったからです。自分ができると思うところまで最善の準備をした中で結果が出なかった時、悔しさを感じ、それが次回への原動力となっていきました。

 そして、目標通りに点を取れた時は充実感があり、またこの気持ちを味わいたいと思いました。

 これを中途半端に取り組んでいたら充実感も悔しさも味わえなかったと思います。

 目標は満点でなくても70点でも50点でも30点でもいいでしょう。それぞれの教科で自分なりに頑張ればできそうな目標を決めて、それに対して最善の準備をして臨むという習慣を小学生の頃から身に付けていたことは、サッカーに対しての取り組み方にも同じように繋がっていきました。


全文は『フットボーラー独学術 生きる力を自ら養う技法』からご覧ください。


【商品名】『フットボーラー独学術 生きる力を自ら養う技法』


【発行】株式会社カンゼン


【発売日】2021/10/18

【書籍紹介】

著者の柴村直弥は小学生の頃から自ら学ぶことを習慣化し、プロサッカー選手への道を切り開いていった。

選手としてそこまで特徴があったわけではなかったにもかかわらず、UEFAヨーロッパリーグ、AFCアジアチャンピオンズリーグ出場を果たせたのは、語学などサッカースキル以外の「学ぶ技法を学ぶ術」を持っていたからだ。

本書ではサッカー業界の様々な仕組み、流れを紹介しながら、サッカー選手として、そして引退後、社会で生きていくための技法を公開する。


Powered by the Echo RSS Plugin by CodeRevolution.