22年度県立高入試の出題範囲を縮小 コロナで学習遅れ懸念 /沖縄 – 毎日新聞

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 新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校や夏休み短縮などの影響で、学習の遅れが懸念されているとして、沖縄県教育委員会は5日、2022年度県立高校入試の出題範囲を縮小すると発表した。県立高校入試の出題範囲縮小は2年連続。5教科の出題範囲について、それぞれ特定の学習内容を除外する。

 県教委が各公立中学校に対し行った出題範囲に関する意向調査の結果、回答した中学校の78%が出題範囲縮小を希望した。県教委は県中学校長会と意見交換し、公平・公正の観点から出題範囲の縮小を決めた。

 中3で習う範囲のうち社会は公民的分野の「私たちと国際社会の諸課題」、数学は「三平方の定理」と「標本調査」、理科は第1分野「科学技術と人間」と第2分野「自然と人間」、英語は仮定法のうち基本的なものを出題範囲から除く。国語は特定の学習範囲を除くのが困難なため、中3で新たに学習する漢字は出題しない。(琉球新報)

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